みなさんお久しぶりです、shanです。
今回は気まぐれな209さん(@5queenwake)主催の「第二回考察カップ」に参加させていただいたので、その構築について書きたいと思います。
ルールは主催者が選定した12匹の中から3匹を育成して戦う3on3で、テラスタルは禁止となっています。参加者は13人(アクティブは11人)でした。
選ばれし12体の詳細はこちら。
以下、常体。
・パーティ紹介
・構築経緯
強い積み技を持っているポケモンがフライゴンしかおらず、また人気からも考えてフライゴンの使用率が高くなると考えた。またフライゴンを止められるポケモンもグランブルぐらいしかいないので、この2匹に厚くメタを張ろうと考えた。
さらにこの中で1番素早さが高く、新技であるしっぽ切りを活かしたり、がむしゃらで場を荒らしたりもできるジュカインや、タスキをもって強引に追い風をしてくるドデカバシもいるのではないかと考えた。
これらのポケモンやタスキ持ちに全て対応できる初手を考えた時、スカーフを持たせたトリプルアクセルコジョンドが一貫して強いのではないかと思い、こいつを軸にすることにした。
次にそこそこの耐久があり、グランブルに最低限の受けだしができて、一致技の通りがよいゴルーグを2匹目に採用した。
最後の1匹は、1on1に一番強そうな、がむしゃら+電光石火持ちのジュカインを採用した。
・個別紹介
コジョンド 意地っ張り 精神力 @拘りスカーフ
171(244)-194↑(252)-80-×↓-80-127(12)
フライゴン、ジュカイン、ドデカバシなどの初手で出てきそうなポケモンをタスキやヤチェ込みでもトリプルアクセルで72.9%で粉砕する。
このパーティは相手のコジョンドの突破手段が乏しいので、相手にコジョンドがいた場合は大事に扱う必要がある。特性はあまりサイクルを回せるような構築にしなかったので、相手のグランブルの威嚇を無視できる精神力にした。副産物として、相手のコジョンドの猫だましを無効化した場面もあった。
技構成は、ゴルーグがいる以上飛び膝蹴りではなくインファイト、コンセプトであるトリプルアクセル、グランブルに打つ毒づき、不利対面を逃げる蜻蛉返りで確定。
努力値はスカーフ込みでジュカイン抜き残りHで、火力も申し分なく、考察通りとても刺さっていたポケモンだった。
ゴルーグ 意地っ張り 鉄の拳 @オボンの実
165(4)-193↑(252)-100-×↓-100-107(252)
地面+霊の範囲と高めのAで、同じく環境への通りがよいと考えていたポケモン。準速にすることで、ミラーや色々な耐久振りポケモンを抜けると考えて素早さ振り。コジョンドとグランブル対面では無理矢理ゴルーグに引き、オボン込みでサイクルを回すことにしていた。
技構成はメインウエポンの地震、ミラーで打つポルターガイスト、フライゴンに打つ冷凍パンチ、グランブルに打つヘビーボンバーで確定。ヘビーボンバーはH振りまでならグランブルを確1。
地面タイプなのでグランブルの電磁波や、アローラライチュウの電気技をすかせるのもよかった。一方、耐久を削っているので受けだしは1回しかできず、ジュカインとフライゴンが同時にいる構築には切り所が難しかった。
ジュカイン 無邪気 軽業 @気合のタスキ
145-106(4)-85-157(252)-94↓-189↑(252)
リーフストーム 電光石火 がむしゃら 疾風返し
タスキとがむせっかで1on1に強いと考えていたポケモン。実際はSが早かったことで下からがむしゃらが撃てなかったり、リーフストーム以外まともな攻撃技がなかったりと、かなり使い勝手が悪かった。
無振りコジョンドを確1にできるリーフストームと、コンセプトのがむしゃら+石火は確定だったが、後1枠は何でもいいと考えてタスキ発動後に先制技で仕留めてくる相手を咎める疾風返しを採用した。実際1度も撃たなかったし、スカタンクやブーバーンへの打点となる地震でよかったと思う。
また、コジョンドの蜻蛉返りでタスキを発動させるためにせっかちにしてB個体値を下げるとか、タスキ発動後に龍舞フライゴンorスカーフコジョンドを意識して軽業にしていたが、発動機会が少なかったので新緑で採用する等も考えてもよかった。
・きついポケモン
〇HBドデカバシ
こちらに物理と接触技もちしかいないので、くちばしキャノンで火傷にされるのがきつかった。3回戦ったが1勝2敗で、相手がプレミしてくれないと勝てない。まさにド級のデカバシだった。
〇最速ゴルーグ
ゴルーグミラーに自信があったので返り討ちにあった。スカーフ持ちもきつい。
・戦績
11勝5敗
最高&最終レート 1581 1位
・終わりに
構築上きつかった相手が早期に撤退してくれたというのもあったが、それでも事前考察のスカーフコジョンドが刺さっていたおかげで、1位をとれて嬉しかった。
制限ルールは好きなので、これからもこういう大会にはできるだけ参加していきたいと思った。
参考
仕様率
誰も使わなかったダイノーズさん...。