みなさんお久しぶりです。shanです。
今回はゆぽん(@Choy_hotsprings)さんが主催した「U150最強決定戦-FINAL-」という大会に参加したので、その構築について書きたいと思います。
ルールとしては、私の好きな上位禁止系のもので、シーズン20(ダイマありカンムリ環境)で使用率が1位~150位までのポケモンが使えないというものです。ちなみに参加者は90人でした。
以下、常体。
・パーティ紹介
・構築経緯
このルールでは準伝説や、フォルム違いの使用を禁止していないので、最強ポケモンであるランドロスが化身とはいえ使えてしまう。USUM時代に行われた第一回TOP200禁止杯において、化身ランドロスが猛威を振るっていたことから考えても、このポケモンを入れない理由はないと考えた。
次に制限ルールでは有用なフェアリーが軒並み禁止される影響でドラゴンタイプが通りやすくなっており、さらに今回はレジドラゴ、ジュラルドン、ジャラランガといった強力なドラゴン勢が使用可能だったため、特にレジドラゴ、ジュラルドンの打ち合いで負けないチョッキジュラルドンを採用した。さらに使える中で最もマシなフェアリータイプとして、またジュラルドンが上からレジドラゴを殴れるようにねばねばネットを撒きたかったので、アブリボンを採用した。
そして、ストッパーとしての役割を期待して頑丈イバンレアコイル、さらに相手のランドロスに強く出れるサメハダーを採用した。
最後に、初手から投げるからやぶ勢は意外と考慮されず、積む隙を作りやすいのではないかと考え、頑丈+保険で行動保障と火力のでるアバゴーラを採用した。
・個別紹介
アブリボン 臆病 鱗粉 @気合の襷
135-×↓-81(4)-147(252)-90-193↑(252)
初手に投げてねばねばネットをうつための虫。初手が読みやすいのかロックブラスト持ちのアバゴーラやギガイアスを初手に投げられることが多く、あまり選出できなかった。また、思ったより浮いているポケモンが多かったことも向かい風だった。
最初は蝶の舞をジュラルドンにバトンタッチすれば面白いと考えていたが、そんなことが決まるわけもなく、目の前の相手を妨害するための技に落ち着いた。
選出機会は少なかったが、ネットが活躍して勝った試合もあったので満足。
ジュラルドン 控えめ ライトメタル @突撃チョッキ
148(20)-×↓-136(4)-187↑(236)-94(188)-113(60)
徹底光線 流星群 10万ボルト ラスターカノン
ジムチャレンジで使った個体の流用。ダイマックス時に相手の臆病珠CSジュラルドンのダイドラグーンを最高乱数2連続以外耐えで、返しのダイドラグーン2回で落とせるやつ。眼鏡レジドラゴのドラゴンエナジーをダイマックス時に余裕を持って耐えることができるので、Dに厚くしたのは正解だったと思う。鋼竜の耐性も優秀で、使いやすかった。
技構成に関してはどれも打つ機会があったが、ダイスチルの火力が欲しい場面がなく、ラスカはそこそこ素で打ったので、徹底光線をニダンギルやドータクン意識の悪の波動に変えてもよかったと思う。
ランドロス(化身) 陽気 砂の力 @命の珠
165(4)-177(252)-110-×↓-100-168↑(252)
地震 岩雪崩 空を飛ぶ 剣の舞
明らかに1体だけ壊れているポケモン。制限ルールで使えたらダメでしょ...。せっかく化身で使うのだから特殊力づくで使いたくなるが、ダイジェットが壊れているので物理型が正解。多少のタイプ不利でも種族値の差で押し返せる最強ポケモン。ただドータクンは無理なので注意。正直強すぎて語ることが無い。
アバゴーラ 陽気 頑丈 @弱点保険
149-160(252)-153-×↓-86(4)-92↑(252)
からやぶ水岩勢の一角。頑丈で行動保障があるのが特徴。はじめはステルスロックを採用し、起点作成とのハイブリッド型にしていたが、やることを1つに絞った方が強いと感じ、アクジェに変更。これが大正解で、からやぶを警戒して挑発を撃たれまくったので、結果的に攻撃技でよかった。また、そのせいで全くからを破れなかったので、ランドロスを倒せるように冷凍パンチを採用しようかと思ったら、氷技は冷凍ビームしか覚えなかった。頑丈潰しでダイジェットから入られることが多く、弱保の発動機会は少なかったが、アクジェのおかげで弱保発動時には安定して1.5体は持っていってくれた、頼りがいのあるポケモンだった。
やる気がなく、ロクブラをよく外していた。
レアコイル 控えめ 頑丈 @イバンの実
125-×↓-116(4)-189↑(252)-90-122(252)
10万ボルト ラスターカノン 電磁波 こらえる
ラス1対面に強く出れる頑丈こらイバ型。こらえるを採用することにより相手のダイマを枯らすのにも役立った。また、強引に電磁波を入れることで相手のダイマを切り返す動きも強力だった。こらえるを押しているのにイバンを読まれることがなかったのも追い風。一番電磁波を入れたいダイジェランドに電磁波が入らないこと以外は期待通りの活躍をしてくれた。
サメハダー 意地っ張り 加速 @達人の帯
145-189↑(252)-60-×↓-61(4)-147(252)
滝登り かみ砕く 氷の牙 守る
相手のランドロスに切り返せるように、氷技を撃てる中で最も強そうだったポケモンを探してたどり着いた。氷+悪技の通りがとてもよく、ランドロスと裏にいるドータクンやニダンギルに一貫したので、とても環境に刺さっていたと感じた。ただ、ニダンギルは物理型だときついので、特殊型にしたほうがよかったかもしれない。技構成は、守るがあってよかった場面も多かったので、物理型ならこれで正解だったと思う。本当は襷を持たせたかったが、取られているので泣く泣く達人の帯。有効に働いた場面は不明だが、襷がなくて負けたことはあった。ダイマしても珠ランドのジェットで飛ぶので、耐久面では注意が必要。
・きついポケモン
ニダンギルを残してダイマを切られるプレイングをされると倒せなくて詰む。
先にダイジェットを積まれるとキツい。
同上。
格闘+竜の範囲を受けられるポケモンがおらず、アブリボンは初手に切ってしまうことが多かったので、特にソウルビートを積まれると終わり。
・基本選出
++or
ほぼこれ。相手がレジドラゴ+トルネロスのようなパーティであればジュラルドンを出す。また、浮いているポケモンが少なければ、アブリボンを出す。
・戦績
12勝4敗
最高レート 1608 最終レート 1608 4位
上限25戦だったが、終了30分前に1600に乗せたことで満足してそこで終わってしまった。1位の人が1644で、2位が1616、3位が1608(勝数の差)だったので、せめて後一勝できていればよかった。
・終わりに
制限ルールはいかに刺さっているポケモンを見つけるかが楽しいので、よい成績がとれてうれしかった。剣盾ももう終わりだが、SVでもまだまだポケモンを続けていきたいと思っているので、また新しい環境でこういった大会に参加したいと思った。