みなさんこんにちは、shanです。
今回は公式大会、「ヨロイビギニング」に参加したので納得のいく成績ではありませんでしたが、参加賞代わりに使用構築を残しておきたいと思います。
この大会は新しく発売されたDLCである「鎧の孤島」を記念して行われた大会で、ヨロイ島図鑑に載っている210匹のポケモンのみが参加できます。
以下、常体。
・パーティ紹介
・構築経緯
使用可能ポケモンの中で、自信過剰ギャラドスを止められるポケモンが少ないと感じたので、DMエースとしてギャラドスを採用。終盤のスイーパーとして鉢巻ハッサムを採用。さらにステルスロックを撒いて全抜きを補助したいと考えたので、ステロ役としてジャラランガを採用。
使用可能ポケモンの中で受けループが組めることから、受けル対策としてジバコイルを採用。また相手のウルガモス、キングドラ、ドラミドロなどの特殊を止めるためにHDポリゴン2を採用。
最後にマリルリの一貫を切り、ウーラオスの格闘技を受けるためにキョダイフシギバナを採用した。
・個別紹介
ジャラランガ 無邪気 防音 @気合の襷
151(4)-162(252)-145-120-112↓-150↑(252)
弱いわけがないのださん。実際弱くはなかったが、強くもなかった。メイン火力のインファイト、エアームドに打つ火炎放射、初手でギャラドスと対面してしまった時の甘えた竜舞を許さない雷パンチ、役割技のステロで完結。
悪くはなかったのだが、雷パンチは岩石封じでよかったと思う。またスケイルショットが欲しい場面もちょくちょくあった。いっそのことステルスロックを撒かずにフルアタにしてもよかったかもしれない。
特性についても特にどれも発動しないだろうな、と考えて同族のスケイルノイズを意識して防音にしたが一度もミラーは起こらなかったので、砂で襷がはがれないように防塵でよかったと思う。
格闘タイプのくせにHBポリ2やHBミルタンクに受けきられていた。弱いわけが...。
ギャラドス 陽気 自信過剰 @命の珠
171(4)-177(252)-99-×↓-120-146↑(252)
滝登り 飛び跳ねる パワーウィップ 竜の舞
最強エース。一度相手をダイジェットで倒すともう止まらない。しかし皆考えることは同じで、ほとんどすべてのパーティに入っていた。
技構成は安定の4つで、ヌオーやマリルリを重く見てウィップを採用したのだが、マリルリは2回、ヌオーに至っては一度も見なかったので、どう考えてもジバコイルを意識した地震が正解だった。
このパーティはいかに先にギャラドスを展開するかが勝ちにつながるのだが、それを読まれて初手に雷パンチ持ちウーラオスが来ると詰んでしまう。それ以外にも自慢のギャラドスメタのポケモンに何度も返り討ちにあった悲しいポケモン。やはりトップメタを使うのは難しい。
相手のA、S+1ダイマなしギャラにこちらがギャラを後出ししたとき、飛び跳ねる読みで竜の舞を打つか、違う技読みでダイジェットを打つかの択でいつもダイジェットと飛び跳ねる選択で負けていたのだが、もし飛び跳ねる以外の技を打たれたらと思うと怖くて竜の舞は押せなかった。しかし今思うと、向こうのギャラドスも同じような技構成なら有効打がないのではないだろうか。しかし竜の舞を押すと、次は同速勝負に負けないといけないのでそれはそれで、という感じだった。
対策していないパーティ相手には何度も3タテを決めてくれたのはさすがの一言。
ハッサム 意地っ張り テクニシャン @拘り鉢巻
175(236)-200↑(252)-120-×↓-100-88(20)
バレットパンチ とんぼ返り 馬鹿力 ダブルウイング
終盤のスイーパーとして採用。初手に出して有利対面から鉢巻蜻蛉で負荷をかける動きも強かった。このルールでは炎技を打ってくるポケモンが少ないので動きやすかったが、ダイサイコによるバレパン封じを考慮しておかないといけない点は注意が必要だった。
努力値は同族を意識して少しだけSに振った。しかしハッサムもほとんど見なかった。
新技としてテクニ補正で威力60×2の飛行技であるダブルウイングを習得し、受けに出てくる水タイプ、特にウーラオス連撃の型やギャラドスに打点があるのはよかった。しかしはたきおとすを没収されたのが非常に痛いと感じた。
ポリゴン2 生意気 アナライズ @進化の輝石
191(244)-100-112(12)-125-161↑(252)-72↓
放電 イカサマ 空元気 自己再生
相手の特殊アタッカーを受けるために採用。特に採用率が多いと考えたトノグドラに対して受けきるためにHDに振り切った。ひかえめキングドラの珠ダイストリーム+雨ダイストリームを耐えるので自己再生込みでダイマターンを枯らせる。
トレース、ダウンロード共に余り恩恵を感じないと思ったので、素早さを下げてアナライズを採用してみた。またウルガモスに対して打点が持てるようにトライアタックではなく空元気を採用した。
実際はウルガモスに対してはギャラドスを投げることが多かった点、キングドラがいなかった点などでかみ合わせが悪く、それよりはドラミドロに対しての最大打点となる冷凍ビームが欲しかった。またイカサマは一度も打たなかったのでここの枠も替えた方がよかった。
流石のスペックの高さだけあってH振りだけでもウーラオスのインファイトを耐えるので何らかの仕事はできるが、この型だとやることがなかった。
多分HCダウンロードにしてトリルを採用した方が強かったと思う。
ジバコイル 図太い 磁力 @残飯
161(124)-68↓(個体値2~3)-180↑(228)-156(44)-113(20)-92(92)
放電 ボディプレス 鉄壁 身代わり
少し前に流行った受けル対策の調整をそのまま持ってきたジバコイル。
B+2ボディプでHBポリ2を超高乱数2発、放電でHDドヒドイデを高乱数2発、4振り70族抜き、タイプ一致イカサマ急所でも身代わりが壊れない。
エアームド対面で鉄壁を積みたいが、エアームドは吹き飛ばしがあるのでできない。しかしクレッフィを起点に暴れることができたポケモン。まだボディプレスの認知度が低いのか、ラッキーやハピナスを後出しされることもあった。
このパーティはギャラドスがめちゃくちゃ重いので、ジバコイルをどうしても選出しないといけなくなるが、この型だと汎用性を落としているので普通のジバコイルもめちゃくちゃ欲しくなった。
またこのポケモンに限らず、今環境はどこからでも鉄壁が飛んできて、特に鉄壁ジャラランガに詰まされたりした。
このポケモン自体は強いと思うので、別の機会に活躍させてあげたい。
フシギバナ 控え目 新緑 @オボンの実 キョダイマックス個体
173(140)-×↓-104(4)-167↑(252)-121(4)-114(108)
迷走を重ねた枠。最初はマリルリの一貫を切るためだったのだが、マリルリがほぼおらず、自身がギャラドスのダイジェットの的になるため選出できなかった。
負荷をかけるためCを最大限伸ばし、Sは最速ラッキー抜き抜きまで振ってみたが、効果があったかは不明。そもそも光合成の枠は毒毒のつもりだったのだが、遺伝技であることを知らずに技変更できなかったという無様をさらしている。
鉄壁ジバコイルに対して打点がある数少ないポケモンだが、ダイジェットの恐怖におびえてしまい、選出できなかった。今作で草タイプを使うのは相当に難しいと考えさせられる機会だった。
・戦績
9-6
9-6
7-8
合計25勝20敗
最高レート1629
最終レート1574
・おわりに
とにかく環境を読み間違えたのが辛い大会だった。特にウーラオス、ギャラドスが予想以上に多く、こちらのパーティがその2体に対して弱いのが辛かった。ウーラオスのキョダイイチゲキがダイウォールを貫通する仕様を忘れていた(1敗)。
次の大会はもっと考察を頑張ってトップメタに対する対策はしっかりとっていきたいと思う。