shanの落書き帳

ポケモンときどき〇〇

無題47-7

 

今回は「月に寄りそう乙女の作法10周年アニバーサリーボックス」通販版に付属している「BOUNUSSIDE 『10th VoiceDramaCD-21disc Set-』」及び「SPECIALSIDE 『愛し桜-桜小路ルナ10th Special VoiceCD-』」について書いていきたいと思います。

これは過去に発売された店舗特典のドラマCDをまとめたもの及び今回のコンプリートボックスに向けた書下ろしとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、常体。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇「月に寄りそう乙女の作法」

 

・お嬢様のあられもないCD ルナ&瑞穂編

ソフマップ予約特典

 

瑞穂、ルナ、主人公の3人で満月のお茶会をしていた所、主人公が疲れから眠ってしまう。主人公が目を覚ますと、ルナと瑞穂が服を脱いでおり、主人公も服を脱がされていた。しかし、主人公の男性器を見てもルナも瑞穂も主人公を女だと思う認識は変わっておらず、2人はどちらが主人公を気持ちよくさせられるかの競争を始める。2人はキスとフェラを行い、主人公は射精してしまうが、実はこれは主人公が見ていた夢で、ルナと瑞穂は寝てしまった主人公を部屋に運んでベッドへ寝かせてあげただけだった、という話。約16分。

この「お嬢様のあられもないCD」は全て導入、締めのセリフが共通しており、主人公もしくはヒロインの夢オチで終わる。また主人公の声はない。なぜルナと瑞穂が2人でまとめられているかは謎であり、メインヒロインであることを考えるとルナ様は単独であるべきだと思ったので少し残念。特典を4枚作る予算がなかったのか、店舗特典の4店舗目を用意できなかったのか...。

 

・お嬢様のあられもないCD 柳ヶ瀬湊編

げっちゅ屋予約特典

 

寝ている主人公の部屋に湊が夜這いに来る。そのまま湊が主人公を睡姦するが、湊のテンションが高くてギャグ寄りのテンションになる。湊はイってしまうが、実は主人公の部屋に侵入したときに暗くて机にぶつかり、そのままこけて気絶していただけ、という話。約13分。

 

・お嬢様のあられもないCD ユルシュール編

トレーダー予約特典

 

満月の夜には、日本では貴族は男性を篭絡しなければならない、とウソを教えられたユーシェが、桜屋敷には男がいないため、同性で一番好印象を持っている主人公の部屋に夜這いに行く。寝ている主人公をユーシェが睡姦し、ユーシェは主人公の男性器を、日本人女性特有の肉体的特徴なのだと思い込む。そのままユーシェはイってしまうが、実は主人公の部屋の前でイメトレをしていただけであり、実際は主人公の部屋には鍵がかかっていて入れなかった、という話。約16分。

 

・ルナ様と添い寝CD

ルナ様抱き枕カバー特典

 

主人公との関係によって、2パートに分かれる。

旦那向け 約33分

デザインに一番集中できる場所だから、という理由でルナ様が主人公のそばにやってくる。時刻は朝で、寝起きでまだベッドにいる主人公と、ルナ様が添い寝をしてじゃれ合う。ルナ様の耳を舐めたり、ルナ様の身体を愛撫したりして、主人公が上位でプレイをするので珍しい。また、ルナ様の喘ぎ声が可愛い。主人公が眠そうだから、という理由でそれ以上の行為には発展しない。

朝日向け 約22分

桜屋敷に誰もおらず2人きりの時、ベッドに就寝前のルナ様が主人公を呼び出す。2人は、まだ主人公が男性だと知らないころ、部屋にゴキブリが出た、という理由で主人公を呼び出し、添い寝を命じて2人で抱き合って寝たことを思い出す。

時系列が現在に戻ってきて、ルナ様は主人公をイジめて、耳に指を入れたり、乳首をイジったりする。

どちらのパートも主人公の声はない。

 

〇「乙女理論とその周辺

 

メタフィクション・月に寄りそう乙女の作法「お兄ちゃんは使用人リベンジ」

ソフマップ予約特典

 

メタフィクションという名前の通り、チャプター名に言及したり、ヒロインが他ルートの結末に言及したりする。

桜屋敷でルナ様に仕事を命じられ、その準備のため自室に帰った主人公は、ベッドに潜んでいたりそなと鉢合わせる。そこに様子を見にルナ様がやってきて、ルナ様とりそなが、どちらがこの作品のメインヒロインにふさわしいかを勝負することになる。勝負はどちらがヒロインとしてエロいかで決めることになり、ルナ様が主人公のケツを掘り、構ってもらえなくなったりそなが主人公にディープキスとフェラをする。主人公がイった後、ポジションを交代してもう一戦始めるところで終わり。約24分。主人公の声あり。

主人公がルナ様にケツを掘られているシーンが、本編ユーザーアンケートの中で一番評価が高かったらしい。乙りろ以降のHシーンでの主人公の扱いには、これが影響している可能性が否めない。

また、主人公の感情はルナ様を恋人としつつ、りそなのすることも受け入れるが自分からはりそなに手をださない、というスタンス。

 

・桜小路ルナ、二年目の春。新入生は恋人と小姑

トレーダー予約特典

 

ルナアフターの続きで、主人公とルナ様は主従関係を選んだルートである、と説明が入る。

桜屋敷でルナ様に性的な奉仕を命じられ、その準備のため自室に帰った主人公は、ベッドに潜んでいたりそなと鉢合わせる。そこに様子を見にルナ様がやってきて、りそなとルナ様で主人公の取り合いが始まる。主人公はりそなに右腕を掴まれたままで、ルナ様の求めに応じてキスをする。しかし、りそながルナ様を親友と呼んだことをきっかけに2人は一時休戦し、3人で仲良く寝ることにするのだった。主人公の声あり。約27分。

りそなが主人公を性的にイジるかどうか、以外は上とほとんど同じだと、これを書きながら思った。

 

メタフィクション・月に寄りそう乙女理論とその周辺桜屋敷の乙女たちVSパリジェンヌ〜

げっちゅ屋予約特典

 

つり乙のヒロインと乙りろのヒロインで、主人公の争奪戦をする。なお、主人公の素性は皆が知っている世界線である。

1回戦 湊VSエッテ

(性欲の無いことが公式にも認知されている)主人公をその気にさせるため、「大人シーンの導入勝負」をする。エッテは演技力が壊滅的なので、主人公による採点により1点未満になる。湊は主人公が湊の身体に微塵も興味を持っていないことを知っているため、自爆して戦意喪失し、不戦敗となる。

2回戦 瑞穂VSメリル

「キス勝負」をするが、瑞穂が暴走して主人公へディープキスをしまくり、0点となる。メリルはマザーの教えに背くとして最初はできなかったが、主人公を日本に取られてしまうという説得で頬にキスしてくれる。これで主人公から10点をもらう。

3回戦 衣遠兄様VSユーシェ

ユーシェがルナとは別のチームがいいと言ったことで、パリチームになる。ルナ様が、主人公のためだと口車に乗せて衣遠兄様を呼んでおり、ユーシェが勝てないと悟って降参したことから、衣遠兄様の不戦勝となる。罰としてユーシェは1日ルナ様のメイドになる。

4回戦 ルナ様VSりそな

(尺が無いので)ユーザーのつり乙と乙りろの評価で勝負を決めることにする。最後に、げっちゅ屋予約特典なので、げっちゅ屋で行われたキャラ人気投票1位を獲得したルナ様が、受賞コメントを音読して終わり。

約30分。主人公の声あり。衣遠兄様をギャグ路線で使うのは面白いからもっとやれ。

 

〇「乙女理論とその後の周辺

 

・ 乙女理論とその日常の周辺 ft.朝日

ソフマップ予約特典

 

章仕立てで話が進んでいく。なお、この話全体の副題として「ラ・ジャポネーズ」(モネの作品、原題ママ)と題されているようである。声付きの登場人物は、主人公、りそな、エッテ、メリル、リンデ、ヴァリー、学院の先生、衣遠、駿我、アンソニー、ルナ様。

プロローグ 

主人公は雑誌のコンクールに自分のデザインを応募することを続けていたが、これまで100回続けて一次選考で落選していた。そんな中、101回目でついに一次選考を通過したことが学院を通じて報告される。

第一話 「総裁マキシリソナンの処刑」(マネの作品、原題:皇帝マキシミリアンの処刑)

二次選考のためには、後2週間でもう一枚デザイン画を描かなければならなかった。りそなもそのために手伝ってくれるが、りそなは肯定的なアドバイスができず、ダメ出ししかできなかった。主人公のデザインはなかなか思い浮かばなかった。

第二話 「縫い物をする若い隣人」(ルノワールの作品、原題:縫い物をする若い女

りそなのお願いで、メリルからも主人公へアドバイスをしてくれることになる。しかしメリルはウソがつけず、感覚的なので主人公をほめることも、技術的なアドバイスもできなかった。そこでブリュエットが主人公をほめてくれ、そのおかげで主人公は少しだけ自信を取り戻すことができた。結局1週間が経ったが、デザインは完成しなかった。

第三話 「愛に飢えたライオン」(ルソーの作品、原題:飢えたライオン)

メリル(大蔵家として認められている)が助けを求め、衣遠、駿我、アンソニーが様子を見に来る。主人公は家族の応対に時間を取られ、自分のデザインに集中できなかったことでかすかに苛立ちを見せたことに、衣遠兄様は入室してすぐに気づき、皆を部屋から追い出す。衣遠兄様は、初めてデザイナーとしての我を見せた主人公の成長を喜び、その話を聞いてりそな、エッテ、メリルはただ主人公のサポートをしてあげようと、気づくことができた。

おまけ 「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」(ゴーギャンの作品、原題ママ)

後日談として、主人公がその時の話をルナ様に語っている。主人公はルナ様とは恋人関係だが、パリに留学しているという別時空になっている。主人公は二次選考で落選し、ルナ様は自分を放ってパリに行っていたという理由で主人公にお仕置きをする。ルナ様に乳首を弄られながら主人公はオナニーして射精し、2人は信頼を確かめ合って終わり。約64分。

 

この乙りろFDのドラマCDは、どれも今までとは打って変わってきちんとストーリーとして成り立っているので、価値があるものであった。パロディを盛り込むのも嫌いではないのでよかった。

 

・「※りそな」をぐぬらせないためのディスク

げっちゅ屋予約特典

 

「大蔵りそなの三大理論」という副題がつき、3話仕立てになっている。

第一の理論「金色りそな」 学生当主の日々

パリ校で主人公と学んでいるりそなの元に、両親が主人公の母の墓参りをしたいと言ってきた、という用件で衣遠兄様がやってくる。また、りそなを次男家の父と挨拶させ、りそなを次期当主として格付けをしておきたい、という依頼に駿我がやってくる。しかし、りそなは学院の近くで自分に接触し、不用意な注目を集めたという名目で2人を一度追い返してしまい、学院に近づかないように厳命する。

後日、りそなの学院の進路相談のために保護者が必要となり、衣遠兄様に手のひらを返さなければならなくなる。衣遠兄様はりそなに土下座を要求する。

第二の理論「りそなろ物語」 卒業式前夜

主人公、りそな、衣遠、真星、金子は、りそなの卒業式のためにパリに集まり、前夜に家族で食事をする。りそなと主人公は、衣遠兄様の計らいによって2人きりで最後の夜を過ごすことを認められ、りそなのアパートに戻る。両親との体裁上、主人公は卒業式は来賓席で過ごすことになるため、りそなとは一緒に卒業できなかった。りそなの付き人として両親に紹介される役割は、華花が受けてくれた。またエッテとメリルには女装のことは明かして許しをもらっており、メリルの素性も明らかになっており、また首席はメリルになっていた。一緒に卒業できないことが悔しいというりそなに主人公は、自分の目標だったりそなを卒業させる、という目的は叶ったので、今夜2人で自分の卒業式をしようとりそなに提案する。ここで乙りろ本編開始時の誓いを踏まえたりそなの感謝の言葉があるのは熱い演出だった。そして2人で抱き合って眠り、最後の夜を過ごす。

第三の理論「りそな記念日」 結婚式まで

りそなが学院を卒業して当主として活動を始めて数年、りそなは主人公と形だけでも婚姻を結びたいという欲求が抑えられなくなり、主人公に内緒で衣遠兄様に相談を持ち掛ける。主人公の呼び方は恥ずかしいという理由で「下の兄」から「遊星兄様」に変わっている。りそなは、このことを世間に知られたら大スキャンダル間違いなしで、しない方がよいことはわかっていたが、それでも気持ちを抑えられなかった。衣遠兄様は、りそなが主人公に相談せず、先に自分に相談を持ち掛けてきたことを指摘し、それは主人公との結束が緩んでいるとして、認めなかった。しかし、衣遠兄様を当主にするという約束を果たせていないことを心苦しく思っていると、りそなからの告白を受けた衣遠兄様は、自分を兄として認めてくれていることに感謝しているとして、マンチェスターの教会を借り切って式の手配をしてくれる。式にはりそながウエディングドレスをデザインし、衣遠兄様がパタンナーをしてくれることになった。

結婚式当日、3人だけの小さな式になると想像していたりそなだったが、衣遠兄様と主人公で相談して「信頼できる」人たちを招待しており、ルナ、ユーシェ、湊、瑞穂、エッテ、メリル、リンデ、ヴァリー、華花、駿我、アンソニーが参列してくれていた。主人公とりそなは誓いの言葉を神ではなく参列者に向けて捧げ、しんみりしかけた所で、遅れてきたジャンが乱入してきて終わり。約71分。

りそなアフターのアフターとも言える、シナリオとしても価値のあるドラマCDだと思った。できればドラマCDではなくきちんとしたシナリオとして見たいくらいだった。間違いなく、今回の中で一番価値のある1枚。

 

・冴えない従者(ヒロイン)の育て方

トレーダー予約特典

 

これも3話仕立てになっている。

第一話「干物妹!りそなちゃん」

次期当主として、年末年始の挨拶周りのスケジュールを聞くりそなだったが、過密すぎて思わず秘書をしている主人公にキレてしまう。そこへ衣遠兄様が現れて喝を入れ、家族で年越しそばを食べながら衣遠兄様がりそなにナルトを分けてくれるのであった。

第二話「やはり俺の家庭内ラブコメはまちがっている。」

新年の≪晩餐会≫が終わり、主人公、衣遠兄様、りそな、駿我、アンソニー、メリルは、本宅の部屋で休息を取っていた。やがて酒の入った衣遠兄様と駿我がケンカになり、主人公の提案によりカルタで勝負をつけることにする。勝負は夜まで続き、物音を不審に思った祖父が様子を見に来る。祖父は、孫たちが仲良く遊んでいる姿を初めて見たと感動し、カルタに混ざって一緒に遊んだのだった。

第三話「ふくの☆プリンスさまっ♪ マジLUNAレボリューションズ」

年始を桜屋敷で過ごしているルナと八千代の元に主人公、りそな、メリルが遊びにやってくる。ユーシェは登山に行き、瑞穂と湊は帰省しているためいない。ルナ様は男の姿の主人公とは初顔合わせで敬語で話すが、2人とも落ち着かなかったため朝日に戻る。メリルが衣遠兄様を呼び、駿我やアンソニーとともにやってくる。衣遠兄様が八千代をイジり、またエッテも遊びに来て、皆で新年の挨拶をして終わり。

約54分。上2つと比べるとシナリオとしてはそこまでだが、日常の1コマという感じがするのでこれはこれであり。衣遠兄様をギャグ要員として使うのはry)。

 

〇桜小路ルナ・スペシャルASMRボイスドラマCD『愛し桜』

 

書き下ろしドラマCD。ルナ様がメインなので、ここで紹介しておく。

5章仕立てで、バイノーラル録音になっている。主人公の声はなし。

1.愛し桜

悲劇 桜小路ルナの半生第三章第二幕「愛し桜」と題するらしい。

ルナ様が主人公を朝日として自室へ呼びだす。2人は付き合いだしてまだ3ヶ月ほどの時期である。

2.夜ふかし語り

ルナ様と主人公は話をし、その中でルナ様が主人公に日頃の感謝を述べる。

3.従者に負ける主人などいない

ルナ様を寝かしつけることになる。ルナ様は、幼少期に寝かしつけの際に読んでもらった童話「雪の女王」を自らの人生と重ね合わせる。主人公がルナ様へ読み聞かせをする場面はカット。

4.ルナと朝日と遊星と

日中の業務で疲労が溜まり、ウトウトする主人公をからかいたかったというルナ様の希望を主人公が受け入れ、ルナ様と2人でイチャイチャすることになる。キス、主人公の乳首舐め、フェラ、騎乗位。主人公のことを「遊星」と呼び捨てにするのは初だと思う。主人公が射精したのち、ルナ様は疲れて寝てしまう。

5.ベッドで読み聞かせている間に見たもの、聞いたもの

寝息パート。

 

ルナ様の声を左右に振る場面が少しだけあるものの、耳元でささやくわけでもないし、耳舐めも一瞬なので、ASMRと銘打っていながらほとんどそういった内容ではなかった。また、卯衣さんのチュパ音が上手ではなかったので、特にボイスドラマとしてそれに特化して聞くと余計に際立ってしまっていた。また、久しぶりだったためか壱与(いよ)を「いちよ」と読み間違えていたシーンがあったのも気になった。

総評としては期待外れというところ。

 

 

〇「月に寄りそう乙女の作法2

 

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