shanの落書き帳

ポケモンときどき〇〇

【最終27位】ピカチュウ対戦チュウ!使用構築

 

 

みなさんこんにちは、shanです。

今回は公式大会である「ピカチュウ対戦チュウ!」という大会に参加したので、その構築記事を書きたいと思います。

 

 

この大会はピチューピカチュウ、原種ライチュウorアローラライチュウの中から3体を選んで戦うというものすごくプールの狭い大会で、それ故どうしても全ての型に対応することは無理だと考え、メタをどこまで張るかが重要になってくると考えました。

さらにピカチュウ族は特性が静電気/避雷針のため、誰も電気技を撃たない本大会では基本的に特性が死んでいるのも特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、常体。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・パーティ紹介

 

 

・構築経緯

 

この大会でのピチューは、ほぼタスキを持っていて自分も相手もダイマックスを枯らす役割を持つこと、ピカチュウ族はダイジェットを覚えないことから、ダイマエースのような構築は無理だと考え、先にダイマックスを切って相手の頭数を減らせば有利になるのではないかと考えた。

そこで初手ライチュウダイマックスを切り、ピカチュウorライチュウ+ピチューを倒して、残りの2体で相手のラスト1体のダイマを対処するイメージで技構成、努力値を考えた。

この大会では相手のアローラライチュウのダイサイコを半減で受けることができる、相手のダイナックルを半減で受け、安易な積みを許さない、の2点からアローラライチュウの方が有利だと考えたが、アローラライチュウよりAとBが5高いことから相手の努力値調整を攪乱させられるのではないかと考え、また必ず初手に出してダイマックスすることからダイアース以外の技を撃たれにくいと考え、原種ライチュウを採用した。

ピチューはオーソドックスな相手のダイマ枯らし型、ピカチュウは相手のピチューピカチュウを幅広く対応できる型とした。

 

 

・個別紹介

 

ピチュー せっかち 避雷針 @気合の襷

80-92(252)-18↓-×-40-123↑(252) HBD個体値0

じたばた こらえる 甘える アンコール

 

相手のダイマックスを枯らすためだけの肉壁。こちらのダイマライチュウが倒された後、相手のダイマックスに投げてタスキとこらえるでターンを稼ぐ。こらえるはサイコフィールドやリフレクターのターン稼ぎにも優秀で、Sがどうせ負けているため成功したらラッキーという感覚で2連で打つことも結構あった。ただ、上位になってくるとダイマ3ターン目にダイサイコを打ってきたりしてうまくかわされることもあった。できるだけじたばたを最大火力で打てるように最脆調整にしてある。実際1、2度役立ったような気がするのでよかった。

技構成についてはじたばたとこらえるは確定で、アンコールは遅いピカチュウの守る、身代わり、願い事といった補助技に、もしくはピチューの猫だましをこらえたあとアンコールを打って固定させて置物にするために入れたが、活躍した場面があったのでよかった。さらにピチューミラーでの勝率を上げるために最速にした。これは下降補正ライチュウを抜いてしまい、じたばたが入らなくなることがあったため、諸説ある。

甘えるは後ろのピカチュウが一撃で倒れないようにするための補助として入れたが、あまり打たず削りを優先したい場面の方が多かった。この枠は対アローラライチュウ限定になるが、エレキネットにしておけばエレキネット→じたばたと動くことで2回殴れるかつ後ろの補助もできるため、そちらの方がよかったのではと反省。

 

ピカチュウ(サトシのピカチュウ) 陽気 ☨静電気☨ @電気玉

111(4)-85(76)-82(172)-×↓-71(4)-156↑(252)

のしかかり 電光石火 アンコール 守る

 

相手のピカチュウにできるだけ勝てるピカチュウ。のしかかりでB振りピカチュウの身代わりを確定で割り、相手のA特化電気玉ピカチュウの猫だまし+電光石火もしくはのしかかりを確定で耐え、のしかかり+石火で落とす。最速にすることで、安易な猫だましは守る→アンコールで詰ませ、輝石願い事型に対してもアンコールを絡めて抗う事ができる(相手のプレイングがうまいと負ける)。相手がAに厚く振ったフェイント持ちだと勝てないが、1回しか当たらなかったのでうまくいっていたと思う。

このルールではダイアースは強いが、穴を掘るは後攻から守るで簡単に対策できる点、また穴を掘るを対面で撃つと素早さの低いほうが勝つ点などほぼジャンケンとなり、できるだけ撃ちたくなかったので、上記の技構成となった。採用理由についても上記の通りで、ライチュウピチューを倒し、もう一体をピカチュウの電光石火圏内に入れることができるとかなり勝ちに近づくことができる。

実際電気玉を持たせたピカチュウの火力は馬鹿にならず、耐久に振っていないライチュウなら電光石火で4割ほど削るほか、お互いに猫だましが致命傷になるのが面白かった。

ちなみに甘えた静電気は、一度も電気技を撃たれなかったのでセーフ。

 

追記

サトシの帽子ピカチュウ及びキョダイピカチュウには進化の輝石補正がのらないため、輝石ピカチュウの択を自ら消すというガチの舐めプをしていたらしい。知らなかった...。

 

ライチュウ(原種) いじっぱり 避雷針 @白いハーブ

135-156↑(252)-95(156)-×↓-100-143(100)

穴を掘る ギガインパクト のしかかり 守る

 

初手ダイマを打ち合った時に勝てるライチュウライチュウ対面はダイアタック→ダイアースと入ることでSを逆転させつつちょうどB振りライチュウを高乱数で倒す事ができる。Sは準速ピカチュウ抜きまで振り、また陽気ピカチュウの電気玉ダイアースを耐えるまでBに振っており、ダイアースでダイマピカチュウを飛ばせるため、ピカチュウとのダイマの切り合いにも基本的には負けない。

ただ、相手の持ち物が白いハーブ、シュカの実、食べ残し(B振り)だった場合はこの限りではない。実際、初手にライチュウを出すとダイマックス一点読みでピチューに交代されることも多く、ダイマックスを枯らされてしまうほか、初手のピカチュウ対面で読まれて守るから入られると厳しいが、相手のピカチュウダイマックスされたときのデメリットを考えると初手ダイマックスしないという選択はとりづらかった。

低レート帯では初手ダイマ読みピチュー交代をほぼ取られたので、1500台の人には素で技を撃つプレイングをとっていたが、結局一度も初手ダイマされなかった。ライチュウ対面ではそこそこの確率でダイマックスに付き合ってもらえ、勝率も高かったが、相手のライチュウのダメージ量を見てダイアタック→ダイアースを耐えるぐらいの攻撃ならダイアタックを2回押す選択も必要だった。

技構成はダイマックスしたときに一番強いように穴を掘るとギガインパクトピチューダイマックスを枯らされた後に命中安定で通りのよい技が欲しかったのでのしかかり、最後は練習会の時に初手身代わりライチュウにハメられまくったので、その怒りから+補助技が欲しかったのでアンコールを採用した。他の選択肢としてはピチュー対面で撃つダイナックル用の瓦割り、ダイスチル用のアイアンテールだが、瓦割りはアローラライチュウに通らず、アイアンテールは非ダイマ時に誰にも通らないため、泣く泣く採用を見送った。アンコールはリフレクター→こらえると入ってきたピチューに対して撃って壁ターンを稼いだり、ダイマを切り合った後、遅い身代わり、願い事、守る、瞑想あたりを持っているライチュウに撃って降参を狙ったりした。

のしかかりはダイマ後の安定打点としてたくさんうったので役だったが、主にアロライにうつことが多かったので、ハーブを消費する機会が多かったのも併せて、泥棒でもよかったかもしれない。

 

〇きついポケモン(型)

 

・アッキ守る瞑想願い事アシストパワーライチュウ

今回の考察の中で、一番強いと個人的に思った技はアンコールなので、こちらの3匹全員が覚えているのだが、願い事守るもちの硬いライチュウorピカチュウに対しては、守るをアンコールしたところでこちらの技が通るチャンスは1度しかなく、2連守るを成功されたりしてアンコールのPPを枯らされると押し切られることがあった。アンコールを5回以上押すことはないだろうと考えていた大会前の自分を悔やみたい。

 

・後発ダイマを切ってくるC振りアローラライチュウ

特殊技はダイマの切り合い時にダメージが低かったり、素で打った時にピカチュウライチュウも倒せなかったりと自分の中で評価が低く、それ故今回のパーティはH振りよりB振りを優先させたが、後発からダイサイコを打ってフィールドワイドフォースを連打してくるようなアローラライチュウだと、ピチューでサイコフィールドのターン稼ぎがうまくいかないとそのまま3タテされてしまうこともあった。

 

・HB輝石願い事守るピカチュウ

同様にアンコールのPPが枯れるまで粘られてジリ貧になる。

 

・戦績

 

 

9-6

12-3

10-5

合計31勝14敗 最高レート1769  最終レート1769 27位

 

・終わりに

 

初日の稼ぎ時に、初手ダイアース一点読み風船ピチュー交代勢や、影分身ピカチュウといったエンジョイ勢に負けたのが悔やまれる。

めちゃくちゃプールの狭い大会だったが、考察要素が少なくて普段より簡単だったとも言えるので、これはこれで楽しかった。ただ、後発ダイマの方が強いっぽいと感じているのでそれが悔しいところ。