shanの落書き帳

ポケモンときどき〇〇

【最終4位】ポイズンクラスター使用構築~瘴気夜行~

 

 

みなさんこんにちは、shanです。

今回は上半身シーラカンスさん(@johanshin2525)主催の仲間大会「ポイズンクラスター」に参加してきたので、構築について思い出代わりに残しておきたいと思います。

 

 

この大会は毒タイプ限定、禁伝説禁止、過去作アリ、ダイマックスアリの仲間大会で、「ウォーターパラダイス」以降規模の大きいタイプ統一大会を熱望していた私にとって非常に楽しみな大会でした。

 

大会登録者は100人、参加者は86人で、同日に裏で行われていた公式大会の「ポケモンバトルマスター決定戦 予選」の影響もあったのかと思いますが、それでも参加した側としては、対戦内容としては楽しくとても面白いものだったと思えたのでよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、常体。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・パーティ紹介

 

 

・構築経緯

 

弱点技は対策されやすいので、高火力技+積み技で押していけるアーゴヨンが強いのではないかと考えた。

ウォーターパラダイスでの経験から、タイプ統一大会では不一致の抜群技を撃たれやすく、エースを耐久に振って弱点保険を持たせた型が強いと思ったのでHD弱保型で採用。次に相手の悪巧みアーゴヨンを止めるためにチョッキヤドキングを採用した。

この大会は使用可能ポケモンのプールが狭く、1体のポケモンに特定のポケモンへの対策としての役割が集中すると考えたので、アーゴヨンで相手のアーゴヨン対策を消耗させた後に同タイプで攻めれば強いのではないかと思い、スカーフドラミドロを採用した。さらにアーゴヨンを火力の無い型にしたので、削りの補助としてステロ要員にニドクインを採用した。

後はニドクインが出せないときの先発要員として鉢巻クロバットアーゴヨンにつなぐ別ルートとして鉄壁バトンペンドラーを採用した。

 

・個別紹介

 

アーゴヨン 臆病 ビーストブースト @弱点保険

179(244)-×↓-94(4)-148(4)-123(236)-158↑(20)

流星群 エアスラッシュ 悪の波動 悪巧み

 

絶対的エース。相手の臆病珠アーゴヨンの流星群媒体のダイドラグーンをダイマックス時に確定で耐えるところまでHDを伸ばし、残りを適当に振り分けた。Sが90族抜き抜きになっているが、90族はロズレイドしかおらず、全く見なかったので、ここはBに回すべきだったと反省。ビーストブーストでSが上がるため、素の遅さがネックになった展開は無く、1ブーストでクロバットを抜けるなど十分な数値である。ここまでHに振ることによって色々な攻撃を耐えるようになって非常に使いやすかった。しかし、相手のA特化ヤドランの帯思念の頭突きダイサイコで22%の乱数を引いて負けた試合があったため、余計にS→Bだったことが悔やまれる。Bに回せば乱数を10%まで抑えることができていた。

技構成はメインウエポンの流星群とSを上げるためのエアスラッシュ、そしてヤドキングダイマックス時に一番通る悪の波動、最後は保険を起動できなかった時に無理やり積んでいくため、そして悠長にしている相手への圧をかけるための悪巧みを採用した。龍の波動が欲しい場面もあったが、どの技も切れなかった。命中不安技が多いためハラハラしていたが、技を外して負けた試合はなかったので偉かった。

2種類のひるみ技により無限の勝ち筋を追うことも可能で、負け確定から2連ウォールで試合をひっくり返してくれたこともあったりと、神ポケモンだった。

 

クロバット 陽気 すり抜け @こだわり鉢巻

161(4)-142(252)-100-×↓-100-200↑(252)

ブレイブバード 思念の頭突き 電光石火 蜻蛉返り

 

先発要員その1。高い素早さと鉢巻の火力で相手を荒らす。また相手の地面技選択を躊躇させたり、交換読みを誘発する仕事がある。実際はヤドランやヤドキング、加速済みペンドラーなどに一方的に撃ち負けることにおびえて選出できなかった。

 

ペンドラー 陽気 加速 @気合の襷

135-152(252)-109-×↓-90(4)-180↑(252)

地震 岩雪崩 鉄壁 バトンタッチ

 

汎用性が高く、地面技が等倍であることで採用。鉄壁を積んでアーゴヨンにバトンタッチし、無理やり弱保を起動するルートもとれると考えたが、大会が始まってみるとペンドラーにはアーゴヨンが倒された後のスイーパーを任せる展開ばかりで、鉄壁もバトンタッチも全く使わなかった。むしろ剣の舞が非常に欲しかった。

気合の襷は相手のダイマターンやトリルターンを枯らすのに役立ったが、ステロで削られることも多く、命の珠でもよかったかもしれない。

 

ガラルヤドキング 穏やか 再生力 @突撃チョッキ

201(244)-×↓-101(4)-134(28)-166↑(164)-59(68)

サイコキネシス マッドショット 凍える風 サイコショック

 

相手のアーゴヨンを止めるために採用。思っていたよりアーゴヨンの数が少なかったが、相手のストリンダーなどの特殊アタッカーを止めてくれたり、ヤドキングミラーで活躍してくれたりと、役割をきっちりこなしてくれたと思う。

調整は相手の臆病命の珠アーゴヨンのダイドラグーン+ダイアークを確定で耐えるまでHDに振り、サイコキネシスで無振りアーゴヨンを確1までCに振り、ミラーを意識して残りをSに振り切った。相手のヤドキングからのトリックルームを考えていなかったので、Sには振らずBかCに回してもよかったかもしれない。

技構成についてはメインウエポンとなるサイコキネシスと、チョッキ持ちやウツロイドなどに撃つサイコショック、弱点をつける技としてマッドショットを採用し、残り1枠はなんでもよかったので凍える風を採用したが、マッドショットと役割が被っていたのでここはミラーに強く出れるシャドーボールでもよかった。

 

ニドクイン 図太い 力づく @電気玉

191(204)-100↓-146↑(204)-100(36)-106(4)-104(60)

大地の力 投げつける ステルスロック 甘える

 

初手ステロ要員。主に相手の初手ウツロイドと初手ペンドラーが重いため採用したポケモンだったが、汎用性が高くほぼすべての試合で先発で出した。

調整は陽気ペンドラー地震が確3までHBに振り、投げつける→力づく大地の力で大抵のウツロイドが倒せるまでCに振り、ミラーを意識してできるだけSを高くした。ただこれだと臆病CSニドキングの力づく大地の力で40%で落ちてしまうためもう少しDに振りたかったが、Sを麻痺したクロバット抜きにしてその分を回して22%にするくらいしか削るところがなく調整の難しさを感じた。

技構成は、特性のおかげで十分な火力が出る大地の力と、先発で出して相手に麻痺をいれるための電気玉投げつける、そしてアーゴヨンの補助のためのステルスロックと、ペンドラーの展開を邪魔するための甘えるを採用した。挑発、身代わり持ちのクロバット、浮遊マタドガスあたりに打点がないため、10万ボルトが欲しかったがどれもそこそこ活躍したため切れる技がなかった。受けだししてくる風船持ちには投げつけるで風船を割りながら麻痺を入れて上から倒すことができ、強かった。またニドクインを切るためにクロバットマタドガス対面で大地の力を連打していたら、相手が交換読みで勝手に痛手を負ってくれる試合もあって面白かった。

ウツロイドをカモにすることはできたが、ペンドラー対面は相手のダイマターンを単騎で枯らせるものの、ダイアース×3からのバトンタッチを許してしまうので、吠えるが欲しかった。

 

ドラミドロ 臆病 適応力 @こだわりスカーフ

141(4)-85↓-110-149(252)-143-105↑(252)

流星群 竜の波動 クイックターン 黒い霧

 

謎のポケモン。相手のアーゴヨン対策を消耗させた後にこいつを出してスイープできるのではないかと考えていたが、流星群は2回押しづらいこと、C補正なしの龍の波動は適応力込みでも弱すぎること、スカーフを持っても90族までしか抜けないことに気付き、無事置物と化した。

深夜テンションで考えて放置するのはよくない。せめてスカーフでアーゴヨンを抜けていればワンチャンあったかもしれない。

 

・きつかったポケモン

 

〇ガラルヤドキング

トリックルームを全く考慮しておらず特殊受けしか考えていなかったため、HCで自分でトリルエースになってくるような型に対しては手も足も出なかった。

ドラピオンを採用するべきだったと反省。

 

ドラピオン

相手の特殊エースを考慮してガラルヤドキングを選出してしまうと、こいつに返り討ちに遭うことになり、ヤドキングが腐ってしまうのがキツかった。特に風船を持たれるとヤドキングからの打点がなくなるほか、剣の舞地震や叩き落とすなど火力も馬鹿にできない。

 

・基本選出

 

or

ほぼこの選出をしていた。相手にドラピオンとガラルヤドキングが共存している場合、ガラルヤドキングにトリルをされることを警戒するならガラルヤドキング、相手のドラピオンを重く見るならペンドラーを選出しなければならず、択ゲーが難しかった。

 

・戦績

 

 

14勝4敗 最高1634 最終1634  4位

 

23時40分くらいの時点で暫定1位を取り、大会の残り時間的に後1戦潜れるかどうかで、集中力が切れたことにより保存を決めたが、終わってみると抜かれておりベスト3位にも入れなかった。1位、2位の人は共に1650だったので、もし後1戦潜って勝っていればワンチャンあったかもしれないが、初めてこんな上の順位に来たので展開を読み切れなかったことが残念。

手ごたえのある構築を掴んでいただけにもったいないが、この経験を次からは活かしていきたいと思う。

 

・終わりに

 

素晴らしい大会を開いてくださった主催のジョカンスさん、ありがとうございました。

他のタイプでもやってみたいです()。