みなさんこんにちは、shanです。
今回は海鼠さん(@namaco08)主催の仲間大会「第4回TOP25%禁止杯」に参加したので、反省の意味を込めて使用パーティと雑感を述べたいと思います。
この大会は私が最も楽しみにしている仲間大会で、USUM環境の時から行われている長い歴史があります。
一度高順位を取ったことがあるので、どうにかしてもう一度殿堂入りをしたいと思っているのですが、剣盾環境ではまだ一度も殿堂入りできていません。今回も満足のいく結果ではありませんが、参考として構築記事を残そうと思います。
大会について詳しくはこちら。
【仲間大会】第4回TOP25%禁止杯【参加者募集要項】: 好きなポケモンでレート2000目指す人のブログ
以下、常体。
・パーティ紹介
・構築経緯
このルールで明らかに頭1つ抜けたパワーを持つレジドラゴ、レジスチルを対策するところからスタート。さらに試運転の仲間大会に参加したとき、スピンロトム、ニダンギル、ウォーグル、そしてペリカメをはじめとする雨パの数が多かったことからこれらにもメタをはった。
まず、レジドラゴ対策としてフェアリータイプの中で一番まともそうに見えたガラルギャロップを採用。次に別のダイマエースとして、技範囲が広く、種族値も高いシルヴァディを採用した。
次にレジスチル対策にニダンギルを採用し、最後にダイマエースを通すためのステロ役としてサニゴーン、スイープ役としてコジョンドとレアコイルを採用した。
・個別紹介
141(4)-152(252)-90-×↓-100-172↑(252)
じゃれつく 飛び跳ねる 10万馬力 スマートホーン
ダイジェッターその1。レジドラゴがらみのパーティにはダイマエースとして選出していく予定だったが、なんと本番でレジドラゴに1度も当たらなかった。さらに珠を持たせても火力を信用していなかったため、フェアリーの一貫があるパーティにも積極的に選出できなかった。正直ペロリームでよかったかもしれない。
技構成はメインウエポンのじゃれつくにダイジェット媒体の飛び跳ねる。後2枠はそれぞれダイマ時に耐久を上げられるものを選択した。エスパー技は通常だと通りが悪そうなので切ったが、このルールだとそこそこ通りがよかったため、採用してもよかった。
レアコイル 控えめ 頑丈 @イバンの実
125-×↓-116(4)-189↑(252)-90-122(252)
10万ボルト ラスターカノン ボルトチェンジ こらえる
お互いダイマを切り合った後のラス1対面で勝てるように頑丈こらイバ型で採用。
頑丈なのにこらえるを採用しているのはステロで頑丈が潰されたとき用だが、相手のダイマを枯らすのにも役立った。無難に強かったが、後述のシルヴァディと合わせて選出すると特殊に寄ってしまうため、不意のチョッキで止まるのが難しかった。
こらえるを押すとイバンを警戒されるかと思いきや、2回押して2回とも読まれなかった。
ボルトチェンジはほぼ撃たなかったため、破壊光線や電磁波なども候補。
141(4)-177(252)-80-×↓-80-172↑(252)
飛び膝蹴り 叩き落とす ストーンエッジ 蜻蛉返り
スイープ役その2。相手のダイジェット後にも先手を取れるように陽気スカーフで採用。一応レアコイルと合わせてとんボルができる。
今大会ではファイアローが多く、しかもほぼ厚底ブーツだったため、選出圧に負けてあまり選出できなかったが、うまく使えば強いと思った。スカーフが役立った試合もあったが、鉢巻ではなかったため、馬鹿力を積んだカラマネロに負けた試合もあったために一長一短。
シルヴァディ 臆病 ARシステム @達人の帯
171(4)-×↓-115-147(252)-115-161↑(252)
エアスラッシュ 火炎放射 冷凍ビーム 草の誓い
ダイマエースその2。個人的には今大会の汎用枠。技範囲の広さと選出で読めないタイプが魅力だが、今回は広く対応するためにメモリは持たせず、帯持ちで採用している。
技構成はダイジェットを撃ちつつ、自身のSを上げられるエアスラッシュ、ニダンギルに撃つ火炎放射、ウォーグル、スピンロトムに撃つ冷凍ビーム、カジリガメに撃つ草の誓いで確定。
ほとんどの試合でダイマエースとして選出し、実際色々な弱点を突いて活躍したが、弱点をつけない数値受けやチョッキ持ちが来ると途端にクソ雑魚火力と化すのが問題だと思った。技スペ10個くれ。
サニゴーン 臆病 砕ける鎧 @気合の襷
136(4)-×↓-70-197(252)-150-90↑(252)
ステロ役。今までの大会から、ステロ欠伸やステロ挑発などの起点作成特化型ポケモンは、残数の不利を取って弱いことがわかったので火力のあるステロ撒きを探してたどり着いた枠。物理相手には襷砕ける鎧からのS逆転で、特殊相手にも持ち前の高いDを発揮して、ほとんどの相手の前で2回動くことができた。さらに初手からダイマックスを切ってくる相手にはこらえるを押すことでダイマターンを枯らしきったり、悠長に積んでくる相手には高いCから大ダメージを与えることができたりと、先発としては最高峰のスペックだと思った。ただ上述のレアコイルに比べるとこらえるが読まれやすいのか、ダイロックやダイアイスを押されやすい。
今回はサブウエポンとしてスピンロトム、ウォーグルに通る冷凍ビームを採用したが、他にも意外と技範囲が広いのも面白い。
また、火力の高さからステロを撒くよりも目の前の相手を削ることを優先することもあったため、単純なステロ撒きとしてだけではなく、先発要員としてだけ見ても優秀だと思った。
ニダンギル 腕白 ノーガード @進化の輝石
166(252)-130-220↑(236)-×↓-69-58(20)
シャドークロー 影うち 聖なる剣 剣の舞
レジスチルに鉄壁やド忘れを積まれると終わってしまうため、それをメタるために採用。さらにニダンギルに対しても勝てるようにすることで選出幅を増やそうと考えた。ここまでBに振ることでHA特化ニダンギルの剣舞→シャドクロ→影うちを確定で耐えて、剣舞→シャドクロ→シャドクロで倒すことができる。代償として剣舞を積まないと火力が出なくなってしまうが、役割対象である2匹の前では十分積む隙はあると考えた。実際にはレジスチル、ニダンギルには1度も会うことがなかったため、選出することはなかった。
シャドクロがないとニダンギルに勝てないため、鋼技を切っているが、よく撃つであろうペロリームからはほぼ火炎放射が飛んでくるため、そもそも選出しない方がいいと思った。
ニダンギルの使用率が4位ってウソだろ...。
・きつかったポケモン
〇チョッキもち全般
メインアタッカーとしてよく選出したサニゴーン、シルヴァディ、レアコイルが全員特殊のため、よくわからないやつがチョッキを持っていると押しきれないことがあった。
上述した通りチョッキを持たれていると辛く、またシルヴァディに馬鹿力が抜群で入ってしまううえに弱点をつけないためにかなりキツかった。カラマネロ入りのパーティには無理してでもギャロップを出すべきだったかもしれない(先に積まれると勝てるかは不明)。
厚底ブーツ持ちがほとんどで、ステロを撒いても疾風の翼をはがせず、そのまま先制ダイジェットでぶち抜かれて負ける試合があった。レアコイルを選出していないと勝てない。
・戦績
10勝5敗 最高1575 最終1560 43位
目標である殿堂入りを達成できなかったのは悔しかった。
また格下マッチを多く引いたせいで、この勝ちこし数にしてはレートが低いのも運が悪かった。
・終わりに
対戦回数の少ない仲間大会では、いかにして運負けを減らすか、格下マッチを減らすか、構築上無理なポケモンに当たらないか、といった運も重要であり、今回の自分はレート的にそれが悪いほうにでてしまった面もあると考えた。
とはいえ、それでも勝てる構築を考えるのが一番であり、まだまだ改善すべきところはあるために、新作の発売に向けて是非最後にもう一度リベンジの機会が欲しいと思った。
運営さん、御一考のほどよろしくお願いいたします。
初戦で主催者とマッチするの図