shanの落書き帳

ポケモンときどき〇〇

無題16-6

 

 

この人またものべのの話してる!!!!

 

という事で性懲りもなく「あやかし郷愁譚」シリーズの紹介です。

 

今回は本編メインヒロインの音声作品2作目となります。

最初の予定では1キャラにつき2作品の予定だったので、これでそろったことになりますね。

ちなみに前回の内容はこちら。

無題16-2 - shanの落書き帳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、常体。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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~あかしゃぐま すみ~

 

すみの2話目。ありすが夏葉とえみを連れて出かけてくれたためできた夫婦水入らずの1日で、えみの小学校入学のための準備をする話。

本編の発売からだいぶ時間が経っているため、キャラデザが異なるのはご愛敬。むしろこっちの方が現代風な感じがして私は好き。

準備の内容としては体操袋や雑巾などの針仕事、えみの靴洗い。スチームアイロンが言えなくて蒸気火熨斗になるすみが可愛い。後はお決まりの耳かきと添い寝。

夫婦になって年月が経ち、すみが主人公に寄り添っている空気感が伝わってきてよかったが、本編から時間が経っているため、声優の佐倉江美さんの声が若干違和感があったのと、ASMRを優先して家事の音、特に雑巾のための布を切る音が不必要に長かったのが気になった。陰湿繊細ネチャネチャオタクみたいになるが、せっかくリアリティを謳っているのに家事の達人と言う設定のすみに不必要にもたもたした家事をやらせるのはよくないと思う。特に自分は家事の達人(特に縫物)=スピードという認識があったため余計にそう感じた。

この作品に関しては、またすみに会えてよかった以外には特に語ることはない。

 

 

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~幼馴染 ありす~

 

ありすの2話目。有島診療所で開かれる人間、妖怪の両方が参加できる、子供向けの「おてて洗い教室」の手伝いに主人公が参加する話。教室自体はすぐに終わり、その後ありすは休診日の診療所で主人公と2人でさらなる風邪予防を実践する。

内容としては手洗い、うがい、鼻うがい、洗顔。何度も書くがこれはすみルートアフターの世界線なので、このありすは主人公にフラれている。その上でいまだ複雑な思いを抱えたありすが主人公の面倒を見てくれるわけで、1話目に引き続き空気感がすごい。

幼馴染としてすっかり円熟したありすは、主人公が風邪を引かないようにというそれだけの想いで、鼻から水を出すのが少し恥ずかしい鼻うがいや、すっぴんを見せることになってしまう洗顔も実践で教えてくれる。また教室を手伝ってくれたお礼に、ボディスクラブを使ったフットマッサージも施してくれる。それらの主人公とのスキンシップを通じて、また想いが溢れそうになったありすは主人公との変わらない関係に対する複雑な思いを吐露する。

また主人公に耳かきをしてくれ、主人公を喜ばせたいと言うすみや夏葉に自分が耳かきを教えたが、まだ自分が一番主人公を気持ちよくしてあげられることに優越感を持つのが子どもっぽいと自嘲する。

その後の添い寝では、主人公が相談があってありすの元を訪れていたことを見抜く。主人公は昔からすみや夏葉にはできない相談もありすにだけはしており、最初は自分には嫌われてもいいからそういう相談をするのだと思っていたが、主人公がありすにどんなことを相談しても軽蔑しないと信頼しているからだということに気付いたと語るありす。それは主人公がありすを無意識に頼っている証拠で、それが嬉しかったのだというありす。主人公は結婚してから、「女」としてのありすに頼ったことは一度もなく、それは主人公とありすが「親友」になった証拠で、ありすはそれに満足し、主人公の力になりたいのだと語る。

相変わらずありすは負けヒロインやってるときが一番かわいい()。

何度も主人公との恋は吹っ切れたと言っているが、まだ未練があるじゃないかとか、こういう事を思っている間は、ありすは一生独身で主人公のそばを離れられないで終わりそうだな、とか色々思うところのあるシナリオ、だがありすはそれでいい。

ヒマリさんも相変わらず演技がうまい。

 

 

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~夏葉 妊娠6か月~

 

夏葉の2話目。これ全年齢だよね?と身構えてしまうタイトル。実の妹を妊娠させているだけなら全年齢でもセーフ???

この作品だけ「あやかし郷愁譚異聞」というタイトルがついており、夏葉ルートアフターのお話。これが許されるならありすにもありすルートアフターで作品を作ってあげてもいいだろ!

保育士試験を目指す夏葉と図書館まで散歩して勉強し、その後夏葉に料理を作ってもらうお話。ASMRの中で本をめくる音は好きな音上位に来るので好き。主人公の体臭で悪阻を抑えたという話はちょっと変態感が出ていた。

料理は芋きんとん、そしてゴマ団子作り。ゴマ団子を揚げるときの油の音がどう聞いても水だったのでそれが残念だった。また料理を作った後は2人で皿洗いとシンク周りの掃除。それから定番の耳かきと添い寝。

子供を授かったことにより母としての自覚が芽生えつつあり、自らの両親の事や、滝に落ちる前の事をぼんやりと思い出した夏葉は、自らの周りにいる人々に感謝し、これから産まれてくる子どもとの未来について思いをはせる。

タイトルコールは夏葉(小)ボイスで始まるのだが、物語が始まるとすっと夏葉(大)も低い声に切り替わるのが杏子御津さんの演技が上手だと思った。

夏葉の声は(小)の時はキンキンして苦手だが、(大)になると囁きとの親和性が高く、とても耳にクるのがよかった。