shanの落書き帳

ポケモンときどき〇〇

無題17.4

 

 

サマポケ攻略第4弾

 

 

今回からついに物語のグランドルートである「ALKA」編の攻略へ。

ちなみに「ALKA」の意味は調べたけどよくわからなかった。「CLANNAD」みたいに造語なのかな。

 

 

 

ゲーム開始画面に新しく表れた選択肢から「ALKA」編に入れる。これまでと同じように、主人公が島にやってくるところから話が始まるが、主人公が地図を見ずに加藤家まで行ったりと、主人公の感じるデジャブ(へじゃぷ)が強くなっている。

このルートでは、主人公はうみと一緒に夏休みを過ごすことになる。うみはさらに知能が低下しており、ご飯を作れないので食堂まで2人でご飯を食べに行く。また、うみからの主人公の呼び方は「おとーさん」になっている。

主人公はうみと島を散策するうちに、2人は島のはずれでしろはを見つけ、一緒に魚を釣ってそれを調理して食べる。うみはそれを一家団欒と称する。ぶっちゃけこの辺まで来ると、流石にうみは主人公としろはの子どもで、何か目的があって過去に戻ってきているんだろうということはわかる。

さらにこの辺からちょくちょく現在(主人公視点で言うと未来)のうみ視点の記憶を主人公が見るようになる。うみは母親の顔も声も知らず、また父親はやさぐれていて毎日夜遅く帰ってきて、酒浸りで、うみはいつも1人で過ごしていた。

完全にしろはは死んでいて、主人公はそれを悔やんでうみに心を閉ざしてしまい、うみはそんな未来を変えるためにこの時代へとやってきたことがわかる。完全に渚を失って汐を遠ざけていた智也(CLANNAD)と同じ構図であり、家族の話を描くときのKeyライター陣の引き出しの少なさにちょっとがっかりした。

うみは夏から逃げないためにここに来たのだという。そして、この夏にうみがやりたいことは、「おかーさん」と過ごすことだった。主人公はうみの母親役をやってくれそうな人を探し、しろはに白羽の矢を立てる。しかし、うみはしろはを前にして照れてしまい、うまく自分のしたいことを伝えることができない。そこで主人公はうみに「魔法の絵日記」を与える。これに明日したいことを書いておくと、何でもその通りになるのだ、と。この絵日記を書かせて、うみのしたいことを叶えてやるという展開はありきたりかもしれないが、私は結構好きで、よかった。

それから主人公、しろは、うみは3人で色々なことをする。うみの願いを実現するために島の皆が協力してくれる。協力してくれるメンバーとその内容に個性が出ていて、しかも1日の描写がすごく濃密で、またしろはの言動にどんどん母性が出てくるのでここのシーンは本当に最高だった。1人で遊ぶことに長けていたしろはは折り紙を、本が好きな鴎は絵本作りを、蝶に詳しい蒼は虫取りを、歌が上手な紬は歌を、それぞれ教えてくれる。また人数がいるときはのみきや良一、天善も手伝ってくれてかくれんぼをしたり、ウォータースライダーを作ったりする。

 

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最高か??????????

 

しかし、日々を過ごしていくうち、絵日記に書かれた天気が必ず当たることに主人公たちは疑問を持つようになる。実はうみにも予知の力があり、それをしろはに気付かれてしまう。そのことでしろはは自分にも予知の力があり、身近な人の災厄を言い当ててしまう呪われた力があることを強く意識してしまう。しろはルートと同じように、夏鳥の儀の日、自分が溺れて死んでしまう事を予知で見ていたしろはは、家族ごっこの終わりを告げる。

健気に泣くのを我慢しているうみから、主人公は未来の事を聞く。しろはルート最後で撮った集合写真をうみが持っていること、自分たちがうみの本当の両親であること、しろはが既に死んでいること。うみが持っていた写真の日付からこの舞台が西暦2000年であること、うみの話からうみの実年齢が13歳であること、うみの漢字は「羽未」であることがわかる。

うみはしろはの13回忌に、1人でこっそり鳥白島へ向かった主人公を追って、島にやってきた。実家の蔵で集合写真を見つけるが、そのことが主人公にバレて山へ逃げる。そこで七影蝶に触れ、母に会いたいと強く願ったことでこの時代にやってきたのだという。主人公はその事実を受け入れ、羽未に楽しい思い出を作ってやるために、しろはを連れ戻しに行く。

ここからはしろはルートと同じ展開になり、しろはの運命に対して2人で抗っていくことを約束し、しろは祖父を説得して水中で決闘を行う。水のトラウマを乗り越えて決闘に勝ち、蝶番の儀を通じて夫婦になる。

しかし、主人公たちは徐々に羽未のことを忘れていく。羽未はしろはと楽しい夏を過ごすために何度もこの夏休みをループしており、そのたびに何かを失っていっていた。それは自身の記憶であったり、自身に関する他人の記憶、なのだと思う。通常ルートでも周回が進むたびに言動が幼くなっていったのは、記憶をなくしていっていたからなのである。

夏鳥の儀の日、主人公はしろはに付き添って無事儀式を終わらせるが、今度は羽未が儀式で使う船に乗っており、主人公としろははそれを助けに行って溺れる。今回は特に何の助けもなく普通に助かるが、主人公は羽未が本当の子どもであることを忘れてしまう。

儀式の日の翌日、羽未の幼児退行がまた進んでいて、箸が持てなくなる。それから羽未の言動がさらに赤ん坊のように戻っていき、それと同じように主人公としろはは羽未の存在を忘れていく。赤ちゃんに戻っていく羽未に対して優しく接する主人公としろは、幼児退行系ヒロインはKey作品によく登場する気がするが、それを優しく介護するヒロインという構図がたまらなく好きなので、とてもよかった。

ここで主人公と鴎が作った絵本が再び登場する。絵本はシナリオゲーでの核心を暗示する重要なアイテムだと相場が決まっているので、ここに概要を載せる。この絵本は主人公が羽未にどんな話が聞きたいかをインタビューし、お話を書き、それに鴎が絵をつけたものである。

 

世界には色がなく、とても美しい虹色の蝶がいた。

蝶は旅をして、世界に色を与えていく。

世界が色で満ちるのと引き換えに蝶の羽はどんどん色あせていく。それでも蝶は旅を止めない。

最後には蝶はボロボロになり、だれも元の姿だと分からなくなってしまう。

蝶は故郷に帰って静かに眠りにつく。それを見た皆は悲しみ、涙を流して雨を降らす。

 

最後にもう1ページあるが、それはここでは触れられない。

蝶は羽未、色は記憶、旅は羽未が何度も時間をさかのぼっていることを指すと考えられる。

 

やがて主人公としろはは付き合うようになるが、夏の終わりを告げる花火の日、羽未のことを完全に忘れてしまう。しかし、花火を見ながら2人は手を握っている羽未に気付く。羽未は2人にお別れを言い、3人で泣く。

「初めて夏が終わってほしくないって思った」、「ちょっとだけばいばい」などの羽未のセリフにも感動したが、この場面を彩るためだけに用意された挿入歌、夜奏花も素晴らしいの一言。

実はKey20thAniversaryの記念生放送を見た時に、この曲の存在だけは知っていたのだが、歌詞が羽未とリンクしていて、プレイした後だとあらためて感動した。サビの破壊力がすごい。

花火の終わりとともに羽未の存在は完全に消えてしまう。その後、主人公としろはは結婚し、子ども(羽未)を身籠るが、羽未の言っていた未来をなぞるように、羽未を産むときにしろはは死んでしまう。このときの理由として、しろはの予知が発動し、うみに自分と同じ力があることに気付いてそれをなくそうと調べものを続けた結果、過労がたたって出産時に耐えられなかったというものだが、理由づけが雑に感じた。こねくり回しているわりにじゃあしろはが無理をしているのを主人公は止めなかったのか、という話になるので、普通に出産時のトラブルではだめだったのか。

その後羽未はしろはに会うために過去へ戻り、それ以降はプロローグで主人公が島に来る場面から、しろはの死までをループすることになる。が、しろはも過去へとループしていたことが明らかになる。鳴瀬家に伝わる力とは、未来を視る力ではなく、心だけを過去へ戻す力だったのだ。しかし、羽未が語ったように、一度過去へ戻ると、未来が1つに確定してしまい、他の選択肢がなくなってしまう。したがって、しろはが見た予知は必ず現実のものとなったのである。過去へ戻るトリガーは夏にいやなことがあったためであり、未来から逃げるための力だった。

過去へ戻った場合、未来は確定しているので、主人公はしろはと結ばれる以外ありえないわけだが、実際はほかのヒロインたちのルートも存在する。これは、死に瀕した羽未の力が暴走し、力が変質したからだと主人公は見ている。羽未はしろはを救うため、七影蝶(心の具現化)になってしろはの助かる世界線へと旅を始める。多分この途中で、他のヒロインと主人公が結ばれる世界線を経験し、夏の思い出を集めたのだと思う。しかし羽未はその旅の過程でどんどん自分を失っていく。最後に羽未は神隠しの世界で白い羽をもらう。その羽を使うと、「もう一度会える」のだというが、それはここでは語られない。

 

「ALKA」編はここで終わり。クリアするともらえる称号から、このルートの正式名称が「ALKA TALE」であることがわかる。そう、OP曲の「アルカテイル」である。実際、このルートを見てから「アルカテイル」の歌詞を読むと、あまりにもネタバレがすごくて、その伏線に驚かされる。

さらに「ALKA TALE」は専用EDである「羽のゆりかご」という曲が流れる。こちらも伏線満載の曲だが、ここでは歌詞の考察はしないでおく。

 

小原好美さんの演技が本当によくて、しろはというキャラのクールな枠を超えない範囲での母性を感じさせる優しさのこもったセリフ回しや、泣きの演技などが本当に上手で引き込まれた。また田中あいみさんの演技も、小さい子を演じるときには棒読みが気にならず、むしろ舌足らず感が雰囲気を出していてすごくよかった。

 

 

 

物語はここで終わらず、最後の締めである「Pockets」編へと進んでいく。

この話はしろはの両親が死んですぐ、本編で両親が死んでから10年と言っていたので、主人公が島にやってくる10年前が舞台である。

しかし、「Pockets」編の主人公は鷹原羽依里ではない。七影蝶が集まって1人の少女(CV花澤香菜)の形をとり、その子がまだ幼いしろはと一緒に過ごすことになる。少女は一切の記憶を忘れており、「七つの海を越えて」というキーワードだけを覚えているいた事から七海と名乗ることにする。また七海のポケットには白い羽が入っている。

この時点で七海は、ALKA編最後でもらった羽を使って、しろはを救うためにやってきた羽未だとわかる。しろはを救うには、しろはが力に目覚めないようにすることで、過去に囚われないようにすることが必要だった。

七海は、しろはと夏の楽しい思い出を作ろうとするが、ある日しろはが自分の力に気付いてしまい、その力を使って両親に会うために過去へ戻ろうとする。山の頂上の「迷い橘」へ向かったしろはを七海は追いかける。七海は自分を構成していた七影蝶を通じて、自分が集めてきた夏の楽しい思い出をしろはに伝えることで、未来への希望を伝え、しろはの過去行きを止める。しろはは力を使う事を止めるが、七影蝶を放出してしまった七海は形を失い始める。そのとき、幼いしろはに、力を使って過去に戻ってきたしろはが乗り移る。しかし七海=羽未のおかげでしろはは力を得ることがなかったため、羽未は生まれてこない。そこで羽未は本編での本来の姿に戻ってお別れを言う。

ここでしろはがこの世界線に来れた理由についてはいまいちよくわかっていないが、そんなことより2人のお別れシーンは感動した。羽未はしろはに、眠たいから寝る前に歌を歌ってほしいという。しろはは泣きながら、羽未を妊娠しているときにも歌ってあげていた、「揺籃のうた」を歌う。

 

ちなみにこの歌は北原白秋作詞の実際にある童謡で、別件になるが「あやかし郷愁譚」の送り雀のひよもこの歌を歌ってくれていた。しばらくこの歌を聴くだけで泣きそうになりそうである。童謡とはなぜこんなにも郷愁を誘うのか。

 

閑話休題

 

羽未はしろはを救うという目的を果たしたため、今までの夏の思い出を抱えながら、世界の狭間で揺蕩う事になる。

エピローグでは本編最初のあの年の夏休みになり、主人公の鷹原羽依里が島にやってくる。しかし、しろははもう呪いの力を持っていないのでぼっちでいることはなく、主人公とは出会わない。主人公は夏休みを鏡子さんに言われて蔵の整理をして過ごす。

ここで初めて主人公は、当初の目的である蔵の整理をするのである。蔵には祖母が色々な人から集まったガラクタが詰め込まれており、鏡子さんはそれを「誰かの大事な何かをそっとしまう場所」と表現する。つまりそれはポケットに似ているのだと。

主人公は蔵を整理する毎日を過ごし、ご飯を食べに行った食堂はしろはが経営しており、主人公はチャーハンを食べる。蔵を整理し終えると、ちょうど夏休みが終わっている。蔵の中のものはガラクタなので、整理した後は捨てると言う鏡子さん。しかし、整理のご褒美になんでも好きなものを一つ持って行っていいと言う。この、捨てるために整理する感じは嫌いではない。

主人公が選んだのは、虹色の折り紙で折った、紙飛行機だった。それはALKA編で主人公としろはと羽未が3人で遊んだ時のものであり、主人公はそれをふと空に飛ばす。

結局主人公は誰とも会わずに島を去るが、出航した船からふと、しろはが虹色の紙飛行機を持って海を眺めているのを目にする。主人公はなぜかその子に会わなければいけない気がして、船を飛び降りてチャーハンの作り方を聞く。

(多分)ここで無印は終わり。

RBでは(多分)この後にエピローグ2が追加されている。

2つめのエピローグでは、記憶となってさまよっている羽未を識が見つける。そして羽未は主人公としろはが夫婦になっている世界線へ戻り、2人におはようを言う、というもの。

 

このエピローグでは、もっとおはようやおやすみを言いたかった、というしろはと羽未2人の願いが叶っており、そこを最後に持ってきたことは感動したが、全体的に蛇足と言わざるを得ない。1つ目のエピローグでも主人公としろはは結婚するだろうと言うことが暗示されているのに、2つ目で明示してしまうことで、最後は曖昧に仄めかせて終わる、という未来への希望と予測、みたいなものが失われてしまっている気がする。

ちなみに鴎の絵本最後の1ページも、RBで追加されたものらしいがそこでは、

蝶は、雨が止んだ後虹になり、みんながありがとうと言った

と、ある。これは2つ目のエピローグと連動しているとも考えられ、そういう意味でKeyお得意の、そして私の嫌いな蛇足EDが発動してしまったと言えるだろう。

 

1つ目のエピローグでは、主人公がしろはと出会うのは「夏休みの終わり」であり、それは夏休みのループを抜けて、二人の関係が前へ進んでいくことを暗示していると思うが、こういう演出の仕方は本当に好き。

 

またグランドED曲として麻枝准が作詞作曲を手掛けた「ポケットをふくらませて」という曲が流れる。この曲もすごく歌詞の考察ができそうな曲だが、今回麻枝は原案のみの参加のため、歌詞は抽象的である。この曲はタイトル画面で流れる曲をアレンジしたものとなっており、Key曲にはそういう演出が度々あるが、物語の集大成のような感じがしてとてもすき。

 

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どのCGもちょっと選べなかったので、これを...。

このCGから伝わってくるノスタルジーが半端ない気がする。

 

 

 

 

流石にこういう作品なので、少しだけ謎について考えてみたいと思う。

本格的な考察をするわけではないので、あくまでも感想の延長という風にとらえてほしい。

 

個人的に気になった点について

 

・しろはの母、瞳について

しろはの母は、父親の死亡をきっかけにしろはの前から姿を消すが、どこにいったのか。「Pockets」編で鏡子さんが、白羽の伝承について話してくれる。それは女の人が蝶になって、他のすべてを失って愛する人に会いに行く話で、会いに行くためには時間、世界線を飛び越えていかなければならないことが示唆される。しろはや羽未はこの力で過去に戻っていたが、鏡子さんは未来にもいける可能性にも言及する。さらに瞳は、しろはを置いていくような性格ではないことが語られる。このことから、瞳はしろはの運命を変えるため蝶となって未来に飛んで、羽未を導くことによって、しろはを救ったのだと考えられる。これで「Pockets」編で羽未が消える前に、しろはの肩に止まった七影蝶に「ありがとう、おばーちゃん」と言った理由も説明できる。

 

・鏡子さんは何者なのか

本編周回を重ねるごとに、初対面の主人公に対する態度が慣れてくるように見える。また、「Pockets」編で瞳のこと、白羽の伝承のことを聞きに来た七海に、この話をするのは初めてじゃないと言うことなどから、いわゆる観測者であり、ループ中の記憶を全て保持していると考えられる。したがって、羽未に対しても何も言わず、家に迎えていたのだと考えられる。実際、鏡子さんだけは通常ルートで羽未が「帰った」ことを知っていることからも、その考察は成り立つ。

「Pockets」編ラストで鏡子さんが「これでよかったのよね、瞳」という場面があるが、それについてはしっくりくる考察を見つけたので紹介させていただく。

鏡子さんはせっかく島に来た主人公を誰にも会わせないことが羽未やしろはを救う事につながるのか疑問に思っていた。しかし、瞳視点から見ると、主人公が虹色の紙飛行機を見つけることが、この世界線で主人公としろはを結び付ける唯一の接点であり、そのために主人公に蔵の整理をさせることは必要だった。瞳は主人公としろはがくっつくことがしろはを幸せにする方法だと信じ、そのことを蝶となって鏡子さんに伝えていた。

これなら納得できると思う。

 

・食堂のおっさんについて

「Pockets」編で、あの食堂は昔しろはの両親が経営していた食堂であることがわかる。「Pockets」編では両親のトラウマを克服したしろはが食堂を引き継いでいるが、では別ルートであの食堂を経営していたおっさんは誰だったのか。

何も考察材料がないので何とも言えないが、しろはが通常ルートで主人公の歓迎会などであの食堂に来た時、どういう心情だったのかを考えると、切ない気持ちになる。

 

・主人公の記憶について

プロローグの度、主人公は「へじゃぷ」を感じ、またループするごとにその感覚が強くなっていることから、主人公もループをうっすらと感じる能力を持っていたのではないかと考えることができる。

 

・鴎ルートラストについて

鴎ルートのエピローグでは、主人公は「七つの海」を超えて鴎を見つけるが、これは主人公も蝶となって世界線を渡ったということなのだろうか。主人公にも鴎にも鳴瀬の力は備わっていないはずなので、それはできないように思える。こればかりは関係ない不思議ご都合エンドととらえざるを得ないか。

 

 

 

・おわりに

 

大人になって忘れてしまった夏休みの楽しさを思い出させてくれるいい作品だったと思う。Key特有のラストの整合性のなさは、やはりあったものの、それまでの熱量の多さや一つ一つのエピソードの質が高くてとてもよかった。

本作では夏休みはポケットに例えられる。夏休みはなんてことないガラクタのような宝物を詰め込んでおくところであり、それらはいつかは捨てなければいけないものである。しかし、その「眩しさ」を覚えていて懐かしんだり、それを糧に前に進むことはできる。うまく言えないが、夏休みは終わるからこそいいのだ。そんな郷愁や懐古を存分に味わえる作品であり、懐古厨である私をして、前に進まないと、と思わせてくれる作品だったと思う。

 

 

実はこの作品には遊び要素もあり、まだシナリオクリアを優先して遊んでないのだが、これから島モンファイトと島ポンファイト、そして称号集めをやっていきたいと思う。

もう少し夏休みが続くことを信じて。