shanの落書き帳

ポケモンときどき〇〇

無題7

 

みなさんこんにちは、shanです。

PCを新しくした関係で今までプレイしたエロゲをダウンロードしなおしていたら、無性にエロゲがやりたくなり、その中でもお気に入りかつまだ記事にしていなかったゲームを紹介することにしました。

良ければお読みください。

 

 

今回プレイしたゲームは、ぱれっとクオリアから2016年6月24日に発売された「オトメ*ドメイン」です。

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オトメ*ドメイン

 

今何かと話題の「ましろ色シンフォニー」や、個人的にものすごく気になっている「 9-nine-」シリーズで有名なぱれっとの姉妹ブランドである本ブランド。このブランドからは2019年11月現在で、この作品しか発売されていませんが、実は私とこの作品との間にはそれは深い事情があったのです...。

 

 

ポケモンとエロゲの組み合わせと聞くと、みなさんは誰を思い浮かべるでしょうか。そう、みんな大好き♰公式♰エロゲ実況者のprknさんですね。ペリカソがエロゲ体験版実況を始めたのは、2017年4月の「ノラと皇女と野良猫ハート」が最初だと思っているのですが、その時は個人で細々とやっていました。私はファンなのでもちろん見ていましたが、2018年5月になんと、企業とコラボした正式なニコニコチャンネルとして設立することになるのです。なんかペリカンの説明だな、これ...。

そして2018年6月、♰公式♰チャンネルとしての正式な実況の2作目に選ばれたのが、この「オトメ*ドメイン」なのです。メインイラストを見ればすぐわかる通り、この作品は男の娘もので、私は当時そのジャンルに対して積極的になれず、タイトルは知っていましたが、少し敬遠していました。しかし、ペリカソの実況で、可愛らしいキャラやイラストに心奪われてしまい、またペリカソとのコラボの影響でdmmで25.25%引きセールをやっていたことも手伝って購入することにしました。その後のサマーセールで半額だった。

また、余談ですが、エロゲ声優の出演する有名なネトラジとして「ほめられてのびるらじお」シリーズがありますが、あのラジオはぱれっとがスポンサーの関係で、同じくネットラジオをやっていたこの作品とコラボしていました。一時期ほめらじを聞いていた私にとっては、そのことも購入のきっかけとなりました。

なお2019年10月でほめらじが終了してしまったので、(全645回!!お疲れ様でした)

この「オトメ*ドメイン」のラジオ、「オトメ*ドメイン RADIO*MAIDEN」♰通称処女ラジが、次のエロゲ声優ラジオの覇権となることでしょう。(2019年11月14日現在でちょうど100回。 ※全視聴済み自慢)

冷静に考えて3年前の作品の販促ラジオがまだ続いてるのもやばいな...。

 

なお、ペリカソは♰公式♰チャンネルの生放送で、処女ラジパーソナリティーの歩サラさんと杏花さんと対談しているあげく、処女ラジ本編の方にもアバンパートで5分ほど出演させてもらっている。なんて羨ましいんだ...。

また私は、この対談を見たかったためだけにチャンネル会員に一か月だけ登録し、その時の視聴者プレゼントで、主人公である湊くんのフルグラTシャツが当たってしまいました。押し入れに眠っている模様

 

長々と前語りをしてしまいましたが、それでは感想へどうぞ。

例のごとく、ネタバレは考慮しません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、常体。

 

 

 

 

 

 

 

 

・攻略

 

ミドルプライスに分類され、攻略可能ヒロインは3人。

プレイ時間は、共通3~4時間、各ヒロインルート3時間といったところか。

バッドエンドはなし。

Hシーンは各ヒロイン4つ+クリア後のおまけシナリオで1つ。

なお、主人公との視点変更シーンを見たいヒロインの投票で1位をとった風莉のみ、おまけHシーンのヒロイン視点バージョンがある。

 

あらすじとしては

元々両親を亡くしており、祖母と二人暮らしだった主人公飛鳥湊は、老衰による祖母の死によって天涯孤独の身となってしまう。途方に暮れる湊の前に、昔祖母が乳母兼メイドとして働いていた大財閥のお嬢様である、西園寺風莉が現れ、自分が理事長をしている学園に転校し、寮で一緒に暮らさないかともちかける。他に選択肢もなく、了承した湊だったが、行ってみると転校先は女子校で、女装を強要されてしまう。また寮で暮らす仲間は一癖も二癖もあるお嬢様ばかりで...といった内容。

まあシナリオは...普通...かな!

 

 

・キャラ

 

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西園寺 風莉 さいおんじ かざり 155-79-58-82

 

大財閥の一人娘で、主人公が男であることを知りながら女子校へと転入させた張本人。生徒でありながら、理事長もやっているという設定がいかにもエロゲっぽい。

このゲームに出てくるヒロインは皆どこか残念なところがあるのだが、このヒロインの残念設定はボトラー。ゲーム開始が寮でこのヒロインがペットボトルにおしっこをするシーンのため、初めてプレイするといきなり飛ばすなおい!という気持ちになる。

なおペットボトルにおしっこをするSEはかなりこだわったとのこと。

 キャラデザがすごく好みで、一番好きなヒロイン。

なお、このヒロインは共通ルート中でも、女子校で生活する中で性欲が抑えきれなくなった主人公にフェラをしてあげるシーンが存在する(始めてすぐ続けるかの選択肢がでる)ことからもわかるように本編開始時で、主人公への好感度がマックス。主人公は忘れているが、小さいときに一度だけ会ったことがあり、その時に主人公に惚れて以来その初恋を続けている。主人公を女子校へ転入させたのも、自分のそばにいてほしいからと、健気度が限界突破してしまう。

普通に生活しているだけで勃起が止まらなくなる主人公の性欲魔人っぷりは置いておいて、前から言っているが本編開始時にすでに好感度がマックスだと、ほかのヒロインを攻略するときの罪悪感が半端ないので、この設定はあまり好きではない。

実際、ほかの二人のルートだと、風莉が主人公と相部屋ということもあり、相談に乗ったり、背中を押したり、イチャつきを見せられたりと散々な目にあっているが、それでも主人公の幸せだけを願っている泣けるヒロイン。

作中では主人公の前でペットボトルにおしっこしたり、普通に裸になって着替えたりしているが、天然系お嬢様特有の他人に対する羞恥心のなさではなく、主人公にアピールするためだったというところもポイントが高い。また、こういう設定にありがちな、実は勉強ができないというところもグッド。

主人公の体操着をクンクンペロペロしたり、主人公そっくりの人形を作ってもらってそれでオナニーするところも変態性がでていてグッド。

 個別ルートだと、勉強ができないせいで理事長を父親に解任されそうになるが、主人公と一緒にそれを乗り越えるといった内容。まあ最低限シナリオはあるという感じ。

CVは杏花さん。ウィスパー気味の儚い声がぴったりだったが、ラジオを聞くとわかるが本人の地声はもっと高くて元気な感じ。例えるならけいおんで初めて佐藤聡美の声を聴いてこんな声なんだと思っていたら、実は全然違ったみたいな感じ。

 

 

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貴船 柚子 きふね ゆず 162-94-60-86

 

主人公の住む寮の同居人で、クラスメート。見た目は大和撫子だが、実際はアグレッシブなお転婆系。残念設定は家事が全くできず、料理では毒物を生成し、部屋は汚部屋であること。その料理は本人は美味しいと思っているのだが、常人はにおいだけで吐くレベル。実際、柚子の料理で風莉とひなたが吐くシーンがある。好物はくさややシュールストレミングというヤバさ。また大飯食らいで、常人の5倍は食べる。唯一自力で主人公が男であることを見破っており、家事以外は有能なヒロイン。

このヒロインは好き嫌いがはっきり分かれるとCVを務めた上田朱音さんは語っており、私はあまり好きではなかった。その要因としてこのヒロインの積極性が挙げられると思う。他二人は受け身で主人公を立ててくれるのに対し、このヒロインは主人公を振り回すシナリオとなっており、そこが合わなかったのではないかと考える。

個別ルートは、自分は女らしくなく、家事が全くできないこと、風莉が持っていた主人公の盗撮アルバムを見つけてしまったことから、主人公には自分より風莉がふさわしいと思い、主人公から手を引いて実家に帰り、お見合いを受けようとするが、主人公が追いかけてきて婚約して終了というもの。

このルートでしかでてこない風莉の盗撮アルバムについてもう少し掘り下げてほしかった...。

種族値は美しかった。

CVは上田朱音さんで、なんというかゴトゥーザ様みたいな感じがした。

 

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大垣 ひなた おおがき ひなた 148-84-56-80

 

主人公の住む寮の同居人その2で一つ下の後輩。残念設定は厨二病であること。しかし、設定が甘く、すぐ素が出る上に素だと一人称が「ひなた」になり、かわいすぎる。一人称自分の名前ヒロインは合う合わないがはっきり分かれると思うのだが、このヒロインに関しては大成功。また素ではよく気が付くただの後輩のため、プレイヤー視点だと残念さをあまり感じなかった。

このヒロインが風莉よりHが低いことを初めて知った。それなら風莉にHをいかしたシーンがあってもよかったのに...。

他人との距離が近く、共通ルートですでに、主人公のことをお姉様と呼び、スキンシップをとってくる。個別ルートに入って主人公が男だとばらしても呼び方は変わらないが、ひなたルートでは女の子同士で付き合うことに葛藤するという微妙に重い展開になる。なお風莉ルートでは自分が主人公のことを女同士にも関わらず好きだという事を態度で表してくるところもかわいい。

個別ルートは、自分が厨二病になるに至ったきっかけとなった友達と再会してその友達が厨二病を卒業していたことからアイデンティティを喪失し、厨二病になる前のキャラだった両親のいいなりのお人形キャラに戻ってしまうが、主人公の助けで自己を確立するという微妙に重い話。シナリオ面では一番恵まれているかな?

CVは姫川あいりさん。甘えてくるときの声が抜群にかわいくて最高だった。

 

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飛鳥 湊 あすか みなと

 

えっ、ヒロインではないのですか!?

男の娘ものにありがちな女にしか見えない主人公。胸を盛らずとも男子だとばれたことは一度もなく、過去には痴漢や男子から告白された経験もあり、趣味は料理、洗濯、掃除と、女子力が限界突破している。

が、その設定とキャラデザを取り去って考えると、女子校に一週間いただけで勃起が止まらなくなる、風莉ルートでは風莉の告白に気のせいだった気がするという理由をつけて返事を先伸ばす、柚子ルートでは風莉に妊娠しては困るからセックス禁止と理由をつけて説明されたにもかかわらず、柚子とやりまくる、ひなたルートでは、ひなたが女同士で付き合う事について真剣に悩んでいるにもかかわらず、受け入れてもらえるか不安という理由で性別を隠し続けるなど、なかなかのクズ。

しかし作中のお嫁さんにしたい生徒ランキングで得票数の80%を獲得した圧倒的一位であり、性欲が絡まないとかなり常識的なよくできた主人公。

男の娘もののエロゲは主人公にも女性声優がつくのがお得だと思っていて、湊くんのCVは歩サラさん。私はこの作品で初めて声を聴いたのだが、最近は売れてきているようでとても嬉しい。湊くんの声は女の子に寄せるようにディレクションを受けたらしく、実際女の子にしか聞こえないところもグッド。

 

 

サブキャラで前に私が紹介したろけらぶのCV鶴屋春人さんのキャラがいるのだが、攻略できないところが残念...。

 

 

・システム、音楽

 

このゲームはイラストやシーンに一言コメントがついており、より設定を深められた気がするのがとてもよかった。

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またおまけシナリオもSSほどの短さではあるものの、各ヒロイン5つ(内1つはHシーン)あり(風莉は6つ)、アフターストーリー好きの私としては満足だった。

他にも公式サイトでしか読めないSSや各ヒロインのドラマCD展開など、補足コンテンツが充実していると思った。(なんで主人公のオナニーボイスCDがあるんですかねぇ...)

湊、風莉、柚子のドラマCDは手に入れたのだが、ひなただけどうしても手に入らないためだれか貸してください...。

 

音楽もOP、EDともにとてもよく、BGMもよいものがそろっている。

 

・イラスト

 

メイン原画家館川まこ先生。この作品が初メインらしいが、透明感のある塗りとかわいらしいキャラデザに一発でファンになってしまった。立ち絵の表情差分に少し気になるところはあるが、ぜひまたメインでみたい。

またSDは大正義こもわた遥香先生で、画集としてみても120点の内容。

 

・総評

 

男の娘ものの作品に対して抱いていたイメージをいい意味で壊してくれた作品で、つりおつなどの他作品もプレイしてみたくなった。

キャラゲーとして本当にお勧めできるいい作品なので、興味のある方は是非プレイしてみていただきたい。ラジオもいいぞ。