shanの落書き帳

ポケモンときどき〇〇

無題6.2

 

 

パルフェ攻略二人目のヒロインは

 

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花鳥 玲愛

 

攻略可能ヒロインの中で唯一、主人公の向かいのライバル店キュリオで働くチーフウエイトレス。

見た目ですぐわかるツンデレキャラだが、このゲームが発売された2005年はまだツンデレが全盛期だった頃なので、王道を征くツンデレがとてもいい。

特に付き合って二人きりの時のデレボイスはすさまじいし、付き合ってからも仕事中は主人公に厳しく当たるというツン要素を残してくれているところもGJ

また世話焼きで、気を遣える性格で、付き合ってからは部屋が隣なことを活かして炊事洗濯掃除をしに来てくれるところもオタクの理想って感じだ...。

 

玲愛ルートは途中までのフラグ立てがほぼ由飛ルートと共通で、クリスマスに由飛をねぎらわずそのまま帰宅すると、自宅のベランダで玲愛にキスされて玲愛ルートに突入する。

主人公は毎晩ベランダで煙草を一本だけ吸う習慣があり、そこを隣に住んでいる玲愛に見られて以来、お互いベランダで雑談をするという習慣があった。このとき衝立のせいでお互いの顔は見えないという謎設定があるのだが、それを抜きにしても玄関から行き来するとよからぬ噂を立てられる危険性があるので、ベランダで会話するという設定を思いついたライターには脱帽である。

なお、主人公は煙草が好きではないというセリフが出てくるので、これも何かの伏線になっていると思われる。

 

由飛ルートでもいえるが、ルートへの入り方を考えても玲愛と由飛は密接に関係しており、実際玲愛と付き合ってからも由飛からの好感度はほぼマックスで三角関係になりかけるところが、今のゲームでは珍しいのではないかと思った。

 

由飛と仲直りしていないとNormalエンドとなり、これからもお互い軽口を言い合いながら毎日を過ごしていきました的なエンドとなるのだが、由飛と仲直りしたTrueエンドでは、玲愛がキュリオ本店へ戻ることが明らかになる。

この前に由飛との仲直りの話し合いのために由飛と玲愛と主人公の三人でファミレスに集まって、そこで主人公をめぐって玲愛が由飛に嫉妬するシーンがあるのだが、このイベントが由飛ルートと共通だったのは驚いた。

玲愛は由飛が遊んでばかりいたのに天才的なピアノの才能を持っていたことに嫉妬し、それ以外の事で由飛に負けないよう、仕事に真面目に打ち込んできた。そのことを心の拠り所にしていたせいで本店へ帰ってきてほしいという要請を断れず、主人公と離れ離れになってしまう危機に陥る。それでも離れていても主人公は自分の事を好きでいてくれるはずという根拠のない思い込みにすがるしかできず、心が壊れていく。

そんな玲愛を見ていられなかった主人公は里伽子に何とかできないか相談する。

いやマジでどこにでも里伽子でてくるやん...。

里伽子は主人公と由飛をイチャつかせることで玲愛を疑心暗鬼にし、本店への異動を辞めさせるという鬼畜な案を提案し、実行するのだが、主人公が余計に壊れていく玲愛を見ることに耐えられず、玲愛にすべてを打ち明けてしまう。

だが、それこそが里伽子の真の狙いで、壊れていく玲愛を見ることに耐えられなくなった主人公が、自分から玲愛に気持ちを伝えるために動くことを読んでの作戦だったのだ。主人公の事を知り尽くしている里伽子...。

これで里伽子ルートがより楽しみになりましたね...。

 

で、主人公がとった解決策が、燃えてしまったファミーユ(主人公の喫茶店)を立て直し、そこで玲愛と働くこと。そのためのプロポーズを玲愛にして、最後は新しいファミーユを玲愛と二人で始めるところで話は終わる。

このルートはシナリオもよかったし、キャラもかわいくてとてもよかった。

さすがパルフェ二大ヒロインと呼ばれるだけの事はある。

フェラした後に精飲したからとキスを遠慮したり、危険日に中に出したからと事後ノーパンで蹴りかかってくるCGがあったりと、ここまでHシーンにまで性格を出してくるヒロインがいただろうか。とても満足した。

シナリオ面でいうと、まだ付き合ってない段階の勝負でお互いの店の売り上げを教えあった時の耳打ちで、身長差がある主人公に、女の子が背伸びするのは好きな人にキスするときだけ、というセリフがあった後に初めてのキスで主人公がそのことを思い出したり、キュリオでの挨拶は「おかえりなさいませ、ご主人様」だが、ファミーユ本店を復活させた際、緊張で扉の前で躊躇している主人公に対して先に中に入り、指輪付きの左手を伸ばして「おかえりなさいませ、旦那様」というシーンに玲愛の可愛さを感じて気持ち良くなってしまった。

一つ残念だとするなら、主人公がファミーユを復活させたいと思ってブリックモールのファミーユにかつてのメンバーを集め、そのメンバーは主人公がもう一度働くならと思って集まってくれたのに、エンディングでその人たちを残して、ブリックモール店オープンからわずか2年後に、玲愛と二人で新しくファミーユ本店を始めるのはどうなの?と思うところはあった。

 

全体的にはとても満足するよいルートだったと思う。

途中までほぼ一緒なのにゴリラ由飛ルートとは大違いだな...。

まあこのルートでの由飛は自分の主人公が好きな気持ちは押し殺して玲愛のために色々したりと、いい役割だったと補足しておく。